今日のパリ3月27日
4月1日、日本進出が決定したパリの話題のコスメショップ
【BULY1803】
今日はサンジェルマン・ボナパルト通りパリ本店をレポート致します!
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【OFFICINE UNIVERSELLE BULY 1803】
Story;1803年サントノレ通り。香水と化粧品のお店としてBULLYは創業しました。
(創業当時は「BULLY」とLがふたつでした。現在はBULY)
19世紀のパリはナポレオンと妻ジョセフィーヌが香水を愛用した時代で有名ですが、
ヨーロッパで香水が定着し始めた時代であります。
それとともにBULYも名声を上げ、この人気は100年もの間続きました。
ところが、BULYの名声は時代の経過とともに世に忘れ去られてしまったのです…
時を経て2010年頃。パリ。
かねてから美容関係の仕事を多く手掛けていルカップルがいます。
フランスコスメ界のカリスマと言われる
Victorie de Taillac(ヴィクトワール・ドゥ・タイヤック)氏と
アートディレクターRamdane Touhami(ランダム・トゥアミ)氏夫妻。
二人は、現在のパリに”歴史ある美容コスメショップ”がないのが気になっており、
古い文献の中から歴史あるブランドで”全て天然成分”で作られるBULYを発見。
この歴史あるBULYを現代に蘇らせたらおもしろい、と
復活への挑戦を始めました。
しかし、19世紀の商品をそっくりそのまま2000年代に持ってきたのでは、
現代人のお肌に合わない!
3年という長い年月をかけて、当時のブランド力を引継ぎ
天然成分で作られるコスメは継続し、構成を現代人の肌に合うよう調整、
現在のBULYを2014年パリRue Bonaparteボナパルト通り6番地に誕生させたのです。
入り口を入ってからすでに素敵なイタリアンタイルの足元にBULYのロゴ。
足元から顔を上げるとキャンドルが迎えてくれます。
大理石のキャンドル 130€
植物性素材のみで作られ、ススが出にくく、
保冷性のある大理石で持続時間がとても長く100時間。
(キャンドルの隣りの小箱は擦ると香りのでるアロママッチ)
そして、こちらが店内。
19世紀のナポレオンとジョセフィーヌの時代が現代に蘇ったよう。
(午前中早い時間に行かないと、この静けさはありません
昼過ぎから続々とお客さんが訪れます)
大理石の上に整然と並ぶの商品のボトルはガラス製。
ブランド精神にそぐわないのでフラスティックは使わないこだわり。
商品のストックはボトルの美しさを引立たせるアンティーク家具の中へ収納。
【EAU TRIPLE】フレグランスウォータースプレー
アルコールフリーで乳白色のスプレータイプ
とても軽い付け心地だったのが印象的です。
トップノート、ミドルノート、ベースノートと変化せず
付けた状態の香りが自分の体温と合って優しく香ります。
またアルコールフリーなので髪につけて香らせても、
お洋服の上からスプレーしてもOK!
とりあえずボトルの美しさと、シルバーの蓋をわざわざクルクルと廻して
開ける動作が歴史を感じてとっても素敵です。
思いっきりわし掴みにしてしまいましたが、こんな和風のボトルデザインも。
さて、ここからはおすすめ商品です。
【29PARIS.com的 BULYおすすめ商品】
①お土産にもおすすめの石鹸サボン 29€
※なんと中央にイニシャルを5€プラスで刻印してくれます。(その場でお渡し可能)
さらに石鹸の箱にはお気に入りのイメージのシールを張ってくれます。
(画像後ろに移っている”手”のイメージなど)
石鹸で29€とちょっとお高めですが、このパッケージと
イニシャル付きなら、パリ土産にとても喜ばれること間違いなしです。
②ポプリ(量り売り)
ガラス瓶に入ったポプリから好みの香りを調合して、
BULYロゴ入りの布袋に入れてくれます。
パリの香りをそのまま日本へお届けですね。
③アラバストル 20€
謎の物体なのですが、、、「石」なんです。
どう使うかというと、
小さなお子さんがいてキャンドルの火を灯したくない時などに、
こちらの石に香りを染み込ませて部屋に香らせるという新しい方法。
無骨なイメージの石ですが、こうしてお気に入りの陶器にいれて使うと、
一気にお洒落になりますね。
古代ギリシャのボディーフレグランスの保存容器として使われていた
アラバストロンから由来しているそうです。
※今のところ店頭一番人気は”手”のイメージが印象的なハンドクリームだそう。
こってりした重量感のある使い心地。
乾燥した手のカサカサ部分にずんずん浸透していくイメージです。
【29PARIS.com的 BULY番外編】
BULYの公式サイトでは、名称を
「OFFICINE UNIVERSELLE BULY 1803」と書いてあります。
まさにユニバーサルで、世界中約400もの生産者と取引をしているようで、
各国の美容の秘伝の方法が集められています。
我が日本からも!
日本でもなかなか目にすることのない「香炉」が2000€から販売されていました。
さらに、、、そこに目をつけたか!!!の
「米ぬか」
まさかの米ぬかを突いてくるとは・・飽くなき探求心に脱帽です!!
日本人である私の方が説明せねばいけないのに、
店員さんの方がペラペラと説明してくれました。商品知識バッチリ(笑)
ビタミン豊富でゴマージュ等に使ってください、
そして開封後は冷蔵庫保存してください、と説明されました。
お値段ちょっと高く200gで64€。
パリの19世紀から続くコスメブランドの精神を堪能でき、
さらに世界中の美容の秘法を発見できる、
まさにOFFICINE UNIVERSELLE のBULY(ビュリ―)。
いよいよ待望の日本オープンは今週土曜4月1日。
代官山です。
日本はどんな内装になるのか楽しみですね♪
【日本初 代官山店】
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-25-9 B1F
営業時間:11時~20時
定休日:年中無休
電話:0120-09-1803
【フランス・パリ】
住所:6 rue Bonaparte 75006 Paris
営業時間;(月)11時~19時 ㈫~㈯10時~19時
定休日;日曜日
電話;01 43 29 02 50
メール;info@buly1803.com
フランス版公式サイトでは各商品の仕様方法がyoutubeで見れるようになっています♪
日本のBULYをどなたかレポートしてくれないかと心待ちにしています♪
代官山って場所もいいですね♪
みなさま良い1週間に!パリは夏時間に変わって日本と時差は7時間になっています。
À demain
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こんにちは~~レポートありがとうございます!待ってました(^-^)
返信削除BULY、お店の中もこんなに雰囲気たっぷりだなんて!敷居が高そうと遠慮してしまいがちですが、次はお店も訪れてみたくなりました♪
アロマストーンは日本だとちょっと微妙、、なものが多いので、これはケースごと買いなアイテムという感じもします!素敵なものは目に良いですね♪ホームページも見たらイラストで描かれたものが多くて、ノスタルジックな美しさ。代官山店に今度行ってみますね!
こんにちは♪ あまりにもの重厚感とTHEパリの雰囲気のボナパルト通りという立地で、入るのに躊躇してしまいますよね!
削除ですが、店員さんたちは聞けば快くなんでも答えてくれます。とっても頼もしいです。
店内には小さな机がひとつあり、そこでお姉さんがカリグラフィー(サボンに刻印するため?!)をしたり、お兄さんが事務作業をしたり、も~歴史たっぷりです。
アロマストーン、日本にもあるのですね!私はここで初めて見ました!
日本の代官山店舗、とっても気になります♪♪♪