2016年12月25日日曜日

クリスマスは世界一の肉を食う!

今日のパリ12月25日

Merry Christmas  Joyeux Noël
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パリウェブマガジン アンチエイジングの資格
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クリスマスはステーキが食べたい!
と謎の肉食欲求にかられ、
友人達にパリで美味しい肉屋とはどこか?!と数日前からリサーチしていました。

すると口々に名前が出るのが、、、

Hugo Desnoyerユーゴ デノワイエ

ほーーーー、やっぱりここですか!
世界一の肉屋と名高いパリのお肉屋さんで、
お肉を買うならココ!と前々から聞いておりました。
しかし行くチャンスがなく、今日が初参戦。

【肉屋さんとしてはパリに3店舗】
①14区店舗;45, rue Boulard 75014 Paris
②16区店舗;28, rue du Docteur Blanche 75016 Paris
③Galeries Lafayetteグルメ館地下

【レストランとしては日本にも】
①La table d'Hugo Desnoyer 33, avenue Secrétan 75019 Paris
HPより
HPより
HPより
②日本;恵比寿に2015年10月にオープン
東京都渋谷区恵比寿南3-4-16 Aitrianon1&2F


今回は②の16区店舗へ行ってきました。
ユーゴ デノワイエ
周りにあまり商店のない住宅街に、一か所バタバタと賑わっているところが。
ユーゴ デノワイエ
車駐車係もいました。
ユーゴ デノワイエ

さあ!お店の中は、肉肉肉
ユーゴ デノワイエ

Hugo Desnoyerの売りは「熟成肉」です。
ユーゴ デノワイエ
~熟成肉~
家畜は生きている状態で選んで買い付け3~4週間、肉を熟成させます。
この間に牛肉に含まれるエンザイム(酵素)が固い繊維を分解し、
捌き立ての新鮮な肉よりも柔らかく、味わい深いものになります。
また、同時に肉は20%ほどの重量を失います。
その為、利益を重視し、肉を熟成させることなく販売するブーシェも残念ながら少なくありません。
私は肉が熟すのを待つだけ。酵素が固い繊維を分解して柔らかくし、驚く程味わい深い肉になる。
その時をわくわくしながら待つのです。こんな風に私は、自分の仕事を愛しているのです。
(HPより)


通常は店内の隅にあるレストランコーナーは、
クリスマス用ご予約セットで埋め尽くされていました。
ユーゴ デノワイエ
あら!「ペトロシアン」のキャビアも置いてあります。
ユーゴ デノワイエ
バターと言えば、の「ボルディエ」も。
ユーゴ デノワイエ

こちらがお店の名前でもある、Hugo Desnoyerユーゴ・デノワイエ氏
ユーゴ デノワイエ
クリスマス前で手が休む暇がありませんっ
ユーゴ デノワイエ

=Hugo Desnoyerユーゴ・デノワイエ氏=

牧草が私たちの肉に旨みを与えてくれるのです。
C'est l'herbe qui donne le gout de notre viande

~天職との出会い~
学校での日々にうんざりし、ずる休みばかりしていたユーゴ・デノワイエは、
職業訓練に行くことに。最初に試したのは機械工、その次はウェイター。
しかし、何一つ気に入るものがありませんでした。
あるブーシュリー(肉屋)に足を踏み入れた、15歳のその日まで。
「初めて肉をさわった時、これこそが私がやりたかったことだとわかった」

仕事は生易しいものではありませんでした。
パトロン(オーナー)は皆厳しく、安月給で目一杯働きました。
しかし、ユーゴは進むべき道を見つけたのです。
12年間、数々の有名なブーシュリー(肉屋)で働いて腕を磨きました。

27歳で、パートナーのクリスと共にパリに初めての店を持ちました。
開店直後から、家畜の選別が他店とは違うと名を知られました。
二人は最高の品質を求め、フランス中を廻って実際に放牧地に出向き、
独自の飼育理論を持つ素晴らしい生産者たちと出会いました。
ユーゴには、手をかけて湛然に飼育された、良い家畜を見分ける能力が備わっていました。

ユーゴのこだわりが実を結びました。ある偉大なシェフに見いだされたことをきっかけに、
彼の肉はじわじわと認められていきました。
そうして、数々の名店に最高品質の肉を供給するようになったのです。
その高いクオリティへの追求は、全てのお客様にご満足頂く為のものなのです。


1頭当たり1haの広いスペースで放牧し、
天然の牧草を食べ(もちろん遺伝子組み換え餌などは言語道断)、
ユーゴ氏のOKが出た肉のみが店頭に並ぶ。

こちらがOKの出たお肉
ユーゴ デノワイエ
ロゴビニールに、ロゴの包み紙
ユーゴ デノワイエ
おい!肉はまだか!
さらにまたロゴ入り包み紙 厳重に守られております。
ユーゴ デノワイエ

ついに肉に辿りつきました。。。
部位は「Entrecôte」(リブステーキに当たる部分)を購入。
ユーゴ デノワイエ

youtube で焼き方を調べると
30分室温に置くや、焼いたらアルミホイルでしばらく置くなど
未知の手法が羅列しておりましたが、無事焼きあがりました。

どの道でも天職に巡り合えるとは幸せなことですね。
脂が今まで見たことがない驚愕の“美しさ”で、たいそう美味しいお肉でした。
フランスは旨い!

みなさま、良いクリスマスをお過ごし下さい★
Joyeux Noël
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