2018年1月20日土曜日

たまに狂うパリマダム

今日のパリ1月20日

ポルトにもフランス人観光客はたくさんいました。
レストランを探し中だった彼らもフランスからの観光客

カスタマイズできるパリ旅 
こんにちは。"ポルトの夢旅"からパリに帰って来ております。

最近のニュースで楽しい夢からも、瞬く間に目の覚める出来事がございます。

日本でも報道されているようですので皆さんご存知かと思いますが、
※カトリーヌ・ドヌーヴのアンチ#MeToo発言~

www.lemonde.fr

〜詳細 ELLE onlineより〜
1月9日(火)にカトリーヌ・ドヌーヴを含む100人の女優や作家、学者たちは
新聞「ル・モンド」に公開書簡を発表。
「セクハラを告発する『#Me Too』のムーブメントは
男性が女性を口説くという性の自由を妨害している
レイプは犯罪だけれど、
誰かを誘う行為はそれがしつこくぎこちないものであったとしても、犯罪とは言えない」という意見を表明。

"Nous défendons une liberté d’importuner, indispensable à la liberté sexuelle"

今起きているセクハラ告発#MeToo(#MeToo→2017年10月15日、ハリウッドの映画プロデューサーHarvey Weinsteinハーベイ・ワインスタインによるセクハラ疑惑が報じられたことを受け、女優アリッサ・ミラノが同様の被害を受けたことのある女性たちに向けて'me too'と声を上げるようTwitterで呼びかけたことが発端とされる動き。wikipedia)
の動きとは正反対の意見を示しています。

Los Angeles Times
カトリーヌ・ドヌーヴはつまり、
レイプは犯罪だけれども執拗にくどいてくるおっちゃんたちは(逆もあり)
性の自由であってそれは守られる、と。
これが報じられると世界中から批判の声が。女性に対する嫌悪だという意見も挙がった。

その後カトリーヌ・ドヌーヴは結局、謝罪。
新聞「リベラシオン」に
「『ル・モンド』に掲載された文書によって攻撃されたと感じた、
憎むべき行為のすべての被害者に謝罪します。被害者に対しては謝ります」
とコメントした。

このカトリーヌ・ドヌーヴの発言に対するこんな納得できる見解も。BLOGOS
 ~議論は、#MeeTooを60年代に得た性の自由への脅しとみるような年配の世代と、
女性の権利のためにセクシャルハラスメントとの最新の戦いのステージにいると感じる若い活動家世代との間に溝があるのだ~


さらにです!
仏の元ポルノ女優でラジオパーソナリティのBrigitte Lahaieブリジット・ラーエ氏(62)
「人はレイプのとき快楽を感じることもできる」と発言

L'express
その後、ブリジット氏は涙ながらにこの発言に対して謝罪。

このように、たまにパリジェンヌ、マダムは狂った言動をするから驚きです。

ヘアスタイルはナチュラルな方がいいの、
と朝起きたままのガシガシに絡まったドリフのようなスタイルで登場してみたり、
本当に時々、狂った行動や発言をするんですよね~、
(過去記事「アンチエイジングの師匠に思う、フランスマダムの反比例。」)
これか距離が遠い人や、あまり関わらない単なる知人ならいいですが、
職場の同僚や上司や近い友達の友達だったりなんかすると、
大和撫子日本人は心を乱されるのです。

小春日和だったポルトからどんより天気で余計に寒く感じるパリより。
皆さまよい週末を!
À demain
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