2016年12月2日金曜日

岩手名物「かもめの玉子」飛んで飛んでパリに来た!

今日のパリ12月2日
マリアージュ・フレール

マリアージュ・フレール マリアージュ・フレール
寒い冬には温かい紅茶
マリアージュ・フレールのお気に入り
ROUGE BOURBON
ヴァニラの香り漂う、ルイボスティーです。
CHANELカンボン本店で出してもらって以来、大好物になっています。
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パリウェブマガジン アンチエイジングの資格
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さて、今日は現代のSNSの普及に感謝!
facebookで見つけたこちらのイベントに行ってきました。
岩手県
「黄金の国いわて」オープニングイベント
12月1日から2017年3月31日までの4ヶ月間、パリ2区の「La Maison du Sake」で、
日本の岩手県の様々な魅力をご紹介する「黄金の國 いわて」フェアを開催致します。

初日となる12月1日(木)には、オープニングイベントを開催致します。
岩手県の歴史、文化、観光などの魅力を、映像などを通じてご紹介するとともに、
豊かな自然が育んだ岩手県の美味しい食材、日本酒を実際に試飲試食していただき、
また、匠の技が光る岩手県の伝統工芸品を手に取っていただくことで、
岩手県の素晴らしさを体感していただくイベントとなっております。

岩手の地酒を楽しんでいただきながら、岩手県の郷土料理を試食いただいたり、
ミシュラン三ツ星レストラン勤務経験のある日本人フレンチシェフによる
岩手の食材を利用した試食メニューを楽しんでいただくカクテルパーティとなります。

出展商品
日本酒(酒蔵): 赤武酒造、あさ開、月の輪酒造店、南部美人、菱屋酒造店、わしの尾

・食材:あわび醤油、岩手田舎みそ、五穀麹みそ、塩麹、麹パウダー、わかめ、芽かぶ、
えごま入りマスタード、あま茶

・工芸品:南部鉄器(鉄瓶)、浄法寺塗(盃、片口、椀)、
秀衡塗(漆絵シャンパングラス、椀)、岩谷堂箪笥くらしな(鍋敷)、
大野木工(木工品)、南部古代型染(テーブルセンター)

主催:岩手県 / facebookより


ー美味しい食材、日本酒を実際に試飲試食していただき~♪
ーミシュラン三ツ星のシェフが腕を振るい~♪
ーカクテルパーティー~♪
ーあわび~♪

パリでこんな食材や日本酒が味わえるなんて(無料!)、夢のよう。
平日の昼から日本酒なんて、クリスマスを超えてお正月のようですが、
こんな機会はない!!とÉtienne Marcelにある
「La Maison de Sake」11 Rue Tiquetonne, 75002 Paris
に行ってきました。
パリ 日本酒

パリ 日本酒
ここは日本酒レストラン。パリではいま日本酒が大人気なんです。
フランス人と日本酒を飲んでいて面白いのは、
日本酒の味を表現するのにワインを表現する時と
同じヴォキャブラリーで表現するんです。

フルーティな香りでふくよかで、力強い味
なんちゃらかんちゃら
この前はパイナップルの香りがするとか言っていました。

メゾンドサケ

さて、東京や横浜、神戸ならおしゃれでパリと繋がっていても疑問に思いませんが、
岩手とパリなんてどうーーーやっても繋がらないと決めつけていました。
(すみませんっ!)
しかし、2011年の東日本大震災を機に交流が深まり、
①ルーヴル美術館のアンヌ=ロール・ベアトリックス局長は
震災後に岩手県での所蔵品の巡回展を実施し、
現地高校生などへのワークショップを継続して開催している

②2016年夏にはルーブル美術館講師を招いて、大槌町で
《ルーヴル・サマースクール》が開催された

③3つ星シェフアラン・デュカス氏が震災後の沿岸釜石市で
フランス料理の炊き出しをしたり、

④親日家でユネスコ親善大使でもあるヴァイオリニスト 
イヴリー・ギトリスが奇跡の一本松※で作ったヴァイオリンで演奏したり、

※奇跡の一本松(wikipedia)
東北地方太平洋沖地震による津波の直撃を受け、ほとんどの松の木がなぎ倒されて壊滅した。
しかし、松原の西端近くに立っていた一本の木が津波に耐えて、
立ったままの状態で残ったことから、
この木は震災からの復興への希望を象徴するものとしてとらえられるようになり
「奇跡の一本松」と呼ばれるようになった。

まさかのホテルアテネにレストランを構える
アランデュカスが釜石市に出向いていたとは!!
アラン・デュカス


さて、12時開始ギリギリに到着したら、会場は人人人。
みなさんどこから情報を?!やはり酒と試食に魅かれたか?

もはや世界ブランドの南部鉄器
南部鉄器
マリアージュ・フレールでも紅茶ポットとして販売中

こちらは皆さん注目だった、漆絵シャンパングラス
秀衡塗
なんと、ガラスに漆を塗ってあるそうです。(秀衡塗)

岩手県の担当者の方は、きっとカタカナで書いてあるであろう
フランス語のカンペを読み上げ自己紹介。
岩手県 パリ

頑張れ!みんな温かく聞いてますよ!
岩手県 パリ

テンポを掴んできたころには、アラン・デュカス氏が岩手に来たと鼻高々に説明。
そりゃそうです!かのアラン・デュカス氏本人ですから!
アラン・デュカス

岩手県のプレゼンテーションが終わると、
カンパーイ!
(あ、あのーfacebook見て来ただけなんですが、、、混じって宜しいでしょうか?)
岩手県 パリ
乾杯後は、もう!堰を切ったように皆さん、食べるは飲むは。
岩手県 パリ
会場が狭かったせいもあり、身動きできない。
あちらこちらで、ガシャンガシャンと杯を落とす音が聞こえていました。

こちらが試食メニュー

「サーモンマリネ エゴマスタード添え」
岩手県 パリ
浅沼醤油店

「お魚でだしをとったロワイヤル(茶碗蒸し) “あわびの精”ソース」
岩手県 パリ
浅沼醤油店 morioka.keizai.biz
こちらがお代わりしてしまった2品。

あ!いか徳利
さすがに、いか徳利とアラン・デュカスは結びつかなかったな~


今日のシェフは
パリ17区の人気フレンチレストラン「Epicure 108」でお勤め経験のある松本シェフ
インタビューを受けている穏やかな雰囲気とお料理を作っている時が全然違うっ

みなさん岩手の食材を美味しい美味しいと酒を片手に味わっていました。
岩手県 パリ
最後には、「芋の子汁」!まさかパリで芋の子汁が食べられるなんて!
芋の子汁 芋の子汁
パリ住民はこういう出汁の味に飢えています。

そして、帰りにはお土産まで!!なんと至れり尽くせり!!
岩手県 パリ
大好物の岩手銘菓「かもめの玉子」を頂きました。これ旨いんです!
(しかもこのミニサイズがちょうどよい ノーマルはもう一回り大きいです)
岩手からパリまで約14時間30分。遥々海を超えてパリへようこそ。
かもめの玉子

酒は飲むは、サーモンはお代わりするわで、
なんだか食い逃げして来てしまったようなので、
かもめの玉子
お土産をしっかり味わうことで、岩手県へのお返しと代えさせて頂きます(笑)


【黄金の國 いわてフェア】
米どころ岩手の日本酒や海と山に囲まれた豊富な食材が揃います。
会期;12月1日から2017年3月31日まで
場所;La Maison du Sake 11 Rue Tiquetonne, 75002 Paris


SNSは悪いことだけじゃない、でまた明日♪
À deman
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