2017年6月24日土曜日

出会い系サイト登録への意識について

今日のパリ6月24日
le monde fr
6月中旬から後半にかけて、仏版センター試験の「Bacバック」が行われていました。
フランスの求人にはこのBacバックを基準に
Bac+3 学士、Bac+4修士、 Bac+5博士 などと示されます。

毎年話題になるのは、この青年のように頭を抱える哲学の問題。
なんと4時間もかけて問題に挑みます。
日本語に訳すのさえ私には高レベルなので、とりあえずひとつの例

Sujet 2 : Une oeuvre d’art est-elle nécessairement belle ?
アート作品は必ず美しくあるべきか?

⇒美の観点は個人的に異なるので、美しくある「べき」とは言えない。
そもそも「Une oeuvre d’art 」アート作品とは何かをまず考えなければならない。

なーーーんて、こんなことをグダグダと4時間かけて文章にまとめるようです。
しかもBacバックを受験するのですから、18歳がこういった問題に取り組みます。

日本人にとってはとてもハードルの高い哲学。
日本人とフランス人と哲学への向かい方の意識の違いを感じます。

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さて、「意識の違い」と言えば先日フランス人の友人と話していて
意識の違いにとっても驚いたことがあります!

テーマ~♥出会い系サイト♥への登録の意識について~

日本で「相席屋」なるものが存在すると知りました。
これもいわゆる“出会い系”のカテゴリーに入れていいのでしょうか。
2017年は「相席屋」で出会った二人が結婚まで至って、
ー馴れ初めは?
の質問に
ー相席屋で運命の出会いをしたんです~!
と素直に隠すことなく答える意識のところまであるのでしょうか。

また、フランスに滞在する日本人のコミュニティーに
「在仏日本人会」というものがあります。
最近とある相談事がありまして入会に至ったのですが、
その会報といいますが、お知らせにこんなものが、

「いつもと違うこの木曜日のプティット・ソワレにお越しください」
参加対象:30~50歳代 独身男女
パリやフランス滞在で日本人同士の学生でもなくのこの年代の独身の男女が
出会う機会は本当に少ないと思います。いわゆるこれも一種の出会い系ソワレ。


こちらパリのメトロでは本当に色々な種類の出会い系サイトの広告を見かけます。
一応リンク張ります😉

①一般的なもの
例;meetic

②ゲイ専門
例;ziipr


③既婚者
例;Ashley Madison


④女性主導


⑤エリート専門


⑥BIO愛好家専門
⇒コアすぎ・・・


⑥ここでは書けないハード系
例;一夜限りの相手を探すCasual Dating
⇒病気が怖い・・・

フランスでは3人に1人が出会い系で交際相手と出会っているそうで、
最大大手①のmeeticに至ってはすでに数十万人を超える登録者数だそう。

フランスでは出会い系への登録はそれだけ、“普通”のことのようです。
自分が出会い系に登録していることを
特に隠すこともなくフランクにと言いますか、
「私、登録してるわよ~♪」と随分軽い感じで
美容院やエステに行ってるわ~♪と同等のレベル
でとらえて公言するようです。

数年前の日本では会い系での出会いと言えば、
目を細めるものでしたので、この意識の違いにとても驚きました。

現在の日本では意識はどう変わってきているのでしょうか。
フランスのようにフランクに変わってきているのでしょうか。

カップル社会と言われるフランスですが、
それはアムールの国のイメージを継続する為の表面的なことで、
実際は独身や恋愛相手を探し中の人も随分多いのが実態ではないかと感じます。

と、今日はメトロで②のゲイ専門の出会い系の広告を見て友人を話した話題でした。

皆さまよい出会いとよい週末を!
Bon weekend
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フランス人だって旅で悩む

今日のパリ6月24日

 いつの間にか名前がDIRECT Matinから
CNEWS Matinに変わっていたメトロに置いてある新聞
先日メトロに乗りながらつらつらと見ていたら浅草の写真が掲載されていました!

夏の浅草もいいですね~ジャポン帰りたい♪

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注目した記事のタイトルは
LA LANGUE FAIT OBSTACLE
~言語は障害になる~
となっています。
どうやらフランス人にとっても言語は旅の障害になるそうです。
ー道で迷う不安
ーレストランでのオーダーの不安
ー間違った電車に乗る不安
などなど
国籍は違えどみなさん同じように思っているんですね。

もちろんのこと、日本人にとってもフランス語は遠~い遠~い言語。
今、フランス語でミステリアスな4つの以下の発音についで勉強中です。
(日本語では存在しない4つの発音の違い。いわゆる「ウ」に近い音です)
「y」「u」「œ」「ə」
舌や口の形、空気の出し方がまるで楽器を演奏するかのようで、
こんなところからもフランス語は世界一美しい言語だといわれるのか!
本当にイラっとする程難しいのでこのようにプラス思考に考えて勉強しております。

フランス人はこの4つの音を(前後で違いが判断できるものの)
全く違うものとしてとらえて、
発音を間違うと通じなかったり、誤解を生んだり。。。

いや~、日本人にとってはミステリアスです。
独学でテキストの口の形のイラストを見たところで正解は見つけられないので、

のレッスンに頼っております。
理解が難しい細かな違いは、バイリンガルの先生なら
日本人の特徴も掴んで詳しく説明してくれます。

私は物事を覚える上で
どうしてそういう音になるのか、分析して自分なりに理解したいといいますか・・・
文系を理系的に学ぶというか(笑)くどいっ
アンサンブルアンフランセの先生は
私のようなこんな面倒な生徒にも対応できる先生たちばかりです😊
講師リスト】はこちらから
先日授業を受けたYann先生は日本語も流暢でとてもわかりやすくておすすめです。
ちなみに写真より実物の方が男前です


最後に、CNEWS Matinの記事の続きにはこんなことが書いてありました。
言語を上達したいと思っている理由に
新しい文化の開拓と新しい国の開拓が挙げられ
特にもその“新しい国”の開拓として
日本が1位だそうです!
お~メルシーメルシ~!!
先日行った「香道」のイベントでもそうでしたが、
フランス人の日本文化への興味の幅の広さには大変驚いています。
メトロで、剣道の防具を持ってこれからお稽古かという人も見かけます!

日本とフランスがもっと色々な面で近くなればいいですね!
みなさままた明日。アドゥマン
À demain
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