2016年8月12日金曜日

カンヌのビーチでは〇〇は禁止!バーキニご存じですか?


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今日のパリ8月12日

夕方のPetit Palaisプチパレ
パリは日暮れが早くなってきました。


リオオリンピック2016

昨日フランス人解説者が日本女子体操選手が抱き合っている姿を見て、
「小さなピカチュウがたくさんいる」
とした発言が破門を呼び、
ピカチュウは黄色で黄色人種を揶揄する発言としての批判を受け、
反人種差別団体が調査を始めたようですね。


フランスは増え続ける移民問題もあるように、
とてもたくさんの国の人々が生活しています。

(昨日のブログに続くような肌の話題ですが、)

そんなフランスの南仏
映画祭で有名な高級避暑地カンヌでは

https://francais.rt.com/france/24995-maire-cannes-interdit-port-burkini

【8月31日までバーキニの着用が禁止】と市長が宣言

ビキニの間違いじゃないか、ではなくバーキニとはこちら、

http://www.fdesouche.com/754725-vu-dalgerie-burka-et-burkini-une-provocation-inutile-en-france#

肌を隠さなければならないイスラム教の女性用の水着
この全身を覆った水着Burkiniがカンヌのビーチでは禁止になりました。

フランスではLaïcitéライシテ
(宗教を持ち込まないといったらいいでしょうか)という理念があります。
学校など教育現場では特にそうで、
「生徒が勧誘(宗教的・政治的・思想的な勧誘を意味しています)などに影響されず、
多様な世界観の存在を客観的に見て、
自分で自由に自分の信条や信仰を選べるように」
学校は宗教を持ち込まない場にしましょう」
https://note.mu/echinodermes/n/nbdb9b511cf07

と校内ではキリスト教の大きな十字架の着用が禁止、
イスラム教の女性が肌を覆うベールは禁止、
などとなっています。

このライシテの理念をもって、カンヌでは
8月31日までune tenue correcte
適切に服を着ていない人(このビーチでの適切な服もよくわかりませんが、)
を着ていない人へのビーチへのアクセスを禁止
となったわけです。

多くの宗教が共存するフランス特有の禁止事項で、
日本人には理解が難しいカンヌ市長の宣言でした。

どうぞ良いお盆休みをお過ごしください!
À demain
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