2018年12月11日火曜日

パリ日常洋画劇場

今日のパリ12月12日


パリショッピングコンシェルジュ

今日も今日とて激しいパリにおります。
パリの日常が劇場のようなので思わず
【パリ日常洋画劇場】
なるタイトルをつけました。シリーズ化するほどのネタがあります(笑)


近所の郵便局は通常お昼休憩を挟んで朝8時30分から18時30分まで営業しています。
昨日大きな各3キロあるダンボールを3つ抱えて郵便局へ。
すると。。。

「本日16時で閉店します。明日8時30分から営業します」


なに―――!!😫😫😖😖

が、しかしこんなことは1度や2度あることではないので、
即、踵を返して戻りダンボールを置いて再度用事に出発。
日々「時間の無駄」の日常を送っているパリ生活です。

翌日。朝8時30分に昨日と全く同じ段ボール3箱を抱えて郵便局へ。
今日は開いてる。ふーーーーっ

反応が悪い自動ドアを開けて中に入るとすでに5.6人が待っておりました。
そして2つある窓口にへばりついてるのがそれぞれの窓口に1名づつ。

この2人とも同じ内容で、自宅への不在通知のあった郵便物を取りに来た模様。

【窓口1 マダム1】
郵便局(以下「郵」)「マダム1、早すぎです。11時になってから来てください。
あなたの郵便物はまだ届いていません。」

マダム1「何度も言ってるでしょ、10日にここに着いたって追跡になってるでしょ!
10日は昨日よ!」

郵「マダム1、あなたのはやっぱりみつかりません!」

マダム1「は!!昨日の来て、今日も来ているのよ!どうなってるの!」

郵「マダム1、、、、ない物はないんです」

ごそごそと探す姿を観ておりましたが、
こりゃ見つからないな、と素人目で見ても見つからなそうな適当な探しっぷり。



【窓口2 マダム2】
郵「マダム2、あなたの荷物はまだです。まだなんです」

マダム2「もういいわ。。。。。。。」



【窓口2の2人目の客 ムッシュ】
ムッシュ「ボンジュール。お金を引き出したいんですが」

郵「機会が故障していて、今日の午後でないとお金は引き出せません」

ムッシュ「は、何言ってるんだ!さっきから聞いていれば郵便物はないとか、
機械が故障しているとか」

郵「しょうがないじゃありませんか!
機械が故障しているんですから!午後になれば修理できますから午後来てください」

ムッシュ「これだけ待って(30分弱待っておりました)
機械が壊れてお金をひきだせないだと」

郵「この先にもうひとつ郵便局があります」

ムッシュ「おい!おれはここで何十分も待ってたんだぞ!なんだその態度は」
「警察をよぶぞ!」

郵「警察でもなんでもよんだらいい!で、なんの訴えで警察を呼ぶんだ?」

ムッシュ「おい、俺の顔を見ろ!」

郵「何言っているんだ!俺の仕事をさせろ!」

ムッシュ「おい、俺の顔を見ろ!」
と叫んで郵便局を出て行きました。

郵「ったく、Il est con!!!!(ばかやろうだ)」
郵便局が「ばかやろう」と(笑)そんな国って(笑)

その後、
これ(窓口業務)はおれの仕事じゃない!!ったく、
俺の仕事をさせろ!もう閉めるぞ!!

[GUICHET FERMÉ] 窓口閉

と、こんな看板をバンとだしてバックヤードに帰ってゆきましたとさ。。。。
そして、行列に稼働する窓口がひとつしかない状況で
延々と郵便局の行列は伸びるばかりです。

次回の「パリ日常洋画劇場」をお楽しみに!

À demain
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フランスは色々な意味ですごい国

今日のパリ12月11日
「黄色のベスト」の抗議運動を経て、
エマニュエル・マクロン大統領は
12月10日20時から国民に向けて発言をしました。(録画の映像でしたが)

パリショッピングコンシェルジュ

2019年からの燃料の価格高騰への抗議をきっかけに始まった
=「黄色のベスト」抗議運動=
その後、様々な生活の改善の訴えを踏まえて
運動が激化した11月から12月のフランス。

それを受けてこれまで発言をほぼ控えていた
エマニュエル・マクロン大統領。
4つの改革を掲げましたが1番の注目案は、
なんと2019年1月に
最低賃金受給者へ援助金100€をあげるそうです!!
100€=約130円とすると13,000円・・・
そしてこの金額は雇用者負担ではなく社会保障費から捻出されるそうです。

こんなことってある👀👀👀
さすが自由を革命を起こして国を変えてきた国です。
フランスと言う国は国民が国を変えるとんでもない国です。

度々日本ホームシックになりますが、
とてもおもしろい(funnyではなくintaresting)ので
この国でもう少し様子を見ていたいですね。

ところで、度々我々市民生活を脅かすフランスの日常。
ニュースを見ていても社会に属していないとわからないことが多いのですが、
そんな時、私はTwitterを見て勉強させてもらっています。

~勉強になる方々リストアップ~
八代《タカ》隆司@taka_parisさん
日本のテレビにも出ていらっしゃるようなのでご存知の方も多いと思いますが、
バサっと切る発言にいつもびっくりさせられます。


まりまどさん
双子ちゃんのママのようです。フランス社会についてとても詳しいので
勉強になります。


パリババ2号さん
パリの日本企業で人事をされているようで、「そういうことだったのか」と
社会を解説してくれています。

美女感溢れるアイコンにどんな方か気になりますが発言が早いです!

備考;辻仁成さん
テロのときからそのツイートの速さに驚かされておりました。
最近は料理は日常の10か条や息子ちゃんへのメッセージで話題のようです。


フランス社会を知りたい方、一体何が起こっているんだ、
という方はこの方々のTwitterをフォローされると
フランス社会コンプリート😊

À demain
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