2017年4月30日日曜日

フランス人は現金が嫌い?

今日のパリ4月30日

以前閉店をお知らせしたラデュレのチョコレートショップ 
Les Marquis de Ladurée
14 Rue de Castiglione, 75001 Paris

今日通りかかったら普通のラデュレになってリニューアルオープンしておりました!
【Ladurée】
14 Rue de Castiglione, 75001 Paris




何故ラデュレのチョコレートショップ Les Marquis de Laduréeは失敗したのか?
ーイメージ戦略の失敗 イメージが定着しなかった
ー観光客はまずマカロンを買う。そして次がチョコレート。
ただそのチョコレートへ辿りつかなかった
ー高いわりに味に特徴がない
なんて、そんなことを思って前を通り過ぎました。

★ブログプラスのパリ情報はこちらから★

連休中みなさんいかがお過ごしでしょうか?
パリでも日本人の観光客の方々を多くお見かけして嬉しい限りです。
シニア世代が今年は多いような気がします。

さて、海外旅行の際は現地通過に換金してきますが、、、
ここフランスでは現金支払いはあまりメジャーではなく、
ほとんどカード支払い
(※ICチップ付き)(※たまにJCB使えません)になっています。
スーパーの1ユーロ程度の時もガシガシ、カードで支払っていますし、
例えばメトロの切符を購入する券売機等も
現金が使える機械を見つけるのに苦労するほど。

ちなみに、フランス在住者は現金支払いは
1日1000€以下までの支払いしか認められていないんです!
※在住者以外観光客は適用外です。
※高額の現金支払いの場合はパスポートの提示を求められる場合が多いです

こんなグラフがあります。
BFM TV
普段支払いに必要な現金を持ち歩かない人の割合
ドイツが10%に対して
フランスは調査対象の15か国のうち一番多い割合の35%
どうやらフランス人のお財布には現金が入っていないようです。

また、「ここ最近で最後に現金で支払ったのはいつですか?」
63%のフランス人は「ここ3日間の間かな~」程度。
※日本なら愚問でしょう。
※私もこの範疇に入ってここ3日現金を使っていません!
ちなみに、フランスの紙幣は
5ユーロ / 10ユーロ  /20ユーロ  / 50ユーロ /100ユーロ /200ユーロ / 500ユーロ 
と7種類あります。先日50€紙幣が新しくなりました。


新しい50€札 オレンジっぽい

このうち普段、目にするのはせいぜい50€まで。
日常生活で100€や200€なんて出したら、
お店の人の方が困って、ひっくり返したり、透かしたりと入念な偽札チェックを
自分の目の前でやられるので、あまりいい気分はしません。

フランス・パリ生活で現金が必要な場合は、
パン屋さん、マルシェ市場、蚤の市、
またお店によりますが1~10ユーロ以下の買い物のとき
そんな場面だけです。

では、
Q;果たしてなぜフランス人は現金を使わないのか?

A;まずフランス人は現金払いを嫌や面倒と思っていないようなんです。
しかし、国の方針でできるだけカード支払いに仕向けようとしているからなんです。
政府はお店側の支払うカード手数料を下げて、少額からカード決済可能にしています。
つまり、、、
カード決済を推進して、個人のお財布状況を細かく把握して
脱税やマネーロンダリング、テロ防止に努めようという作戦。
以前あ~、恐怖!!パリの銀行の記事でも書きましたが、
出所の分からない現金は例え少額でもどこから来た現金がひどく追及されます。

現金支払いがメジャーな日本から比べたら真逆のパリですね。

最近多発している日本の現金強奪ニュースを見ていると、
銀行から、そういとも簡単に何千万や何億のお金を引き出せたり動かせたりするのが
とても不思議に思ってしまいます。

ということですので、
パリにいらしゃる際はJCB以外のICチップ付きカードが1枚でもあれば
とても便利に過ごせます。

【ミニ情報】
パリCHANELは実は日本円でも支払いできるんですよ!
ユーロからレート変換されて、円で金額が提示されるんです!

みなさまよい日曜日を!
Bon dimanche
-------------------------------------------------------------------------------------
クリックして頂とランキングに点数が入ります。
★いつも応援ありがとうございます!★
ポチッ♪→
ポチッにほんブログ村 海外生活ブログ パリ情報へ
-------------------------------------------------------------------------------------

2017年4月29日土曜日

凱旋門近・人気の日本食レストラン(イケメン多し;あくまで個人の感想です)

今日のパリ4月29日

さ・む・いーーー!冬に逆戻りしたような気温が続いています。
ふと日が差し込むとパリの人は「あ~ソレイユ(太陽)🔆」と嬉しそう。
★ブログプラスのパリ情報はこちらから★


さて、パリで日本食が定着したのは一体いつからなのでしょうか。
私がパリに住み始めたころはすでに日本食品店が充実しており、
炊飯器の所持率も相当なパーセンテージです。
そして、ちょっと高いお金さえ払えば、
納豆、サツマイモ、とろろ昆布、和菓子等何でも
ありとあらゆるものが手に入り、日本食難民になることはまずなし。
冬には鍋を食べ、お正月にはお雑煮を食べ、春には桜餅を食べ。
日本食スーパーのみなさんに感謝です。

そして、ここぞとばかりの日本食欲を満たしてくれるのが
凱旋門からほど近いこちらのお店。
【OKAME おかめ】
235 Rue du Faubourg Saint-Honoré, 75008 Paris

フランス人は「おかめ」の意味がわかっているのでしょうか。
凱旋門近くで働くビジネスマンにものすごい人気で昼は外まで行列です。
本当に次から次とお客さんが訪れますっ!
※イケメン率高し!!
(※12時には到着していないと待つことになります)

日本から持ってきたのでしょうか?季節の五月人形が飾ってありました。

私がいつも食べるのかこちらのお弁当
petit bento  【注】全然プチではないです。
この充実っぷり日本にいれば普通のお弁当ですが、
パリでこれが食べられるなんて相当嬉しいです。価格は14.5€

パリにもこのような日本食お惣菜やさんはいくつかあります。
しかし、おかめは味がしっかりと美味しいので定期的に食べたくなる味です。
もちろん好きなお惣菜だけを選んでお持ち帰りもOKです。
パリで日本のお惣菜が恋しくなったらおすすめのお店です。

さて、腹ごしらえしたし、夕食用にちらっとお惣菜を買いましょう♪
その後、CHANELに用事がありカンボン本店に向かいました。
新作バック ガブリエルシャネルの押しっぷりがすごいです
お惣菜の匂いがちょっと気になりましたが、まあ時間がないので良し。
店員お兄さん「ボンジュール、マダム29PARISお元気ですか?」
29「はい、元気です。寒いですね」
店員「お取り置きのバック持ってくるので、どうぞお掛けになって待っていて下さい。」
29「はい、ありがとうございます。」
と、担当の店員に勧められるまま、背の高い椅子に腰かけようとしたとき、、、

きゃーーーー!!

足を滑らせた瞬間、私の大切な"おかめ"のお惣菜が、
CHANELしかも本店の床に!!
エ、エビフライがーーー!!

運よくお惣菜パックから飛び出なかったのが不幸中の幸い。
ここは動揺したら負け!との思いでものすごいスピードで
背の高い椅子から飛び降り、エビフライを回収した次第。

毎日世界中からお客さんやセレブが訪れる、
かの、CHANEL本店でエビフライを落とした人がこれまでいたでしょうか!!

"飛び出るほどイキが良かったエビフライ"と落語家のようなことを思って
また明日!みなさんよい連休を!いいですね~
あー冷や汗ものでした・・
À demain
-------------------------------------------------------------------------------------
クリックして頂とランキングに点数が入ります。
★いつも応援ありがとうございます!★
ポチッ♪→
ポチッにほんブログ村 海外生活ブログ パリ情報へ
-------------------------------------------------------------------------------------

2017年4月28日金曜日

そう来たか!MONOPRIXのコスメコーナーおばちゃん

今日のパリ4月28日
Paris et La Seine パリとセーヌ川

Saint-Germain-des-Prés /  rue Furstemberg

Saint-Germain-des-Prés /  rue de buci


Saint-Germain-des-Prés /  rue de l’Ancienne Comédie

こうして写真で日常の一場面を切り取ると、やっぱりパリは美しいですね!

★ブログプラスのパリ情報はこちらから★

さて、美しやパリの情景からちょっと日常に戻って
Saint-Germain-des-PrésサンジェルマンデプレのMONOPRIXに来ております。
【MONOPRIX】
52 Rue de Rennes, 75006 Paris
ここはだだっ広いわりには品揃えがいまいちという印象。
(パリのみなさん、いかがでしょうか)

さて、先日マニキュアの王道O・P・I(パリでも人気です)の綺麗な色を買ったのに
どこかに置いて来たのか家に見当たらない、という悲しい事態に遭遇。
悔しいけど気に入った色だったので、また買おうかと来た次第です。

OPI  Dutch Tulips

MONOPRIXではチープな価格でオリジナルブランドコスメも出しています。
ネイルは2.99€という安さ。色はまあまあのカラー展開で塗り心地もまあまあ。
2.99€なら許せる価格です。
今日の目的ではないですがそのMONOPRIXオリジナルコスメコーナーを見てると、

MONOPRIXおばちゃん「新しいのが出たのよ!GELよ!」
29「GELって機械が必要なんですよね。」

MONOPRIXおばちゃん「いらないのよ!それで普通のより持ちがいいんだから」

そんな機械のいらないGELネイルがあったなんて知りませんでした。
MONOPRIXオリジナルからもカラーはまだ少ないですが早速出ていたようです。

そんな会話をしていたら、突如!BOURJOISブルジョワ(日本撤退)おばちゃんが脇から。
BOURJOISおばちゃん「こんにちは~。何かお探し」

29「あっ、こちらの方に接客して頂いていますので」

BOURJOISおばちゃん「あら、そう。あっ!ちょっとあなた!MONOPRIXなんかダメよ
こっち(自分の担当の)の方が全然いいんだから!
ほら、値段見て!値段はその物の価値よ
(MONOPRIXの3倍くらいの値段. OPIよりちょっと安い)

私を挟んで右となりにはMONOORIXおばちゃん
そして左にはBOURJOISのおばちゃんという状況で、
よくすぐ隣の相手のことを悪く言えるもんだなぁと呆気にとられてしまいました。

最終的に私はどちらでもないO・P・Iを握りしめレジまで。
お会計が終わるまで、どちらのおばちゃんにもO・P・Iを買ったのを
見られないか冷や冷やしておりました。

美しい街の情景に溶け込むのは生々しい人間模様のパリから今日もお届けしました。
いよいよGWですね!みなさまよい休日を!
À demain
-------------------------------------------------------------------------------------
クリックして頂とランキングに点数が入ります。
★いつも応援ありがとうございます!★
ポチッ♪→
ポチッにほんブログ村 海外生活ブログ パリ情報へ
-------------------------------------------------------------------------------------

2017年4月27日木曜日

エルメス本店で見つけてしまった“とある物”!

今日のパリ4月27日
静寂の花
美しい

【Collectif Made in France en Transparence】
9 rue Française 75002

100%Made in Franceの作品を作る13のデザイナー、デザインチームが終結した
ショールーム兼ショップに来ています。

オープン;火曜から土曜日 12時ー19時(要予約)
boutiquemifentransparence@gmail.com
facebook ; https://www.facebook.com/madeinfranceentransparence/?fref=ts







こちらはクロード・モネの「睡蓮」から着想を得たテーブル

山に雲がかかった風景をライトにした作品


そして、こちらはフランス人と日本人のハーフの友人の作品です。
izumi

この美しい丸っこいの何だと思われますか???
 
↓↓↓
実は“お塩入れ”なんです!!
izumiさんはお父様がお塩特産のフランスÎle de Ré地方のご出身。
不思議なことに普通に置いてあると塩が落ちて来ないんですが、
ふるとサラサラとお塩が出てくる仕様になっています。

可愛い可愛い欲しい欲しいと切望していたら、なんと!
先日PARIS-ZINでインタビューさせて頂いたPARIS CONNECTION
森本愛さんより頂きました。ありがとうございます!



★ブログプラスのパリ情報はこちらから★
(前置きが長くなってしまいました)
さて、美しいといえば、
先日友人と「やっぱりHERMESは美しい」談義に花が咲いて
延々と細かい作りについて語ってしまいました。
の、エルメス本店に来ております。
はぁ。。。定価5000-6000ユーロ(60万円~70万円)のバックをみなさん、
さらっとお持ちになってらっしゃる。。。

今日は知り合いのベベちゃんのプレゼントを買いに来ています。


コットン巾着。可愛いピンクに馬が手刺繍で施されています。
これもエルメスの手仕事展で見た職人さんが一針一針作っていると思うと
ありがたく頂戴します!と。

地上階の賑やかな革製品やスカーフコーナーとは打って変わって、
穏やかな2階(フランス式1階)はデコレーションや宝石、靴コーナー。

5000-6000ユーロのバックを買うわけでもないのに、
ご丁寧にエルメスのカップでコーヒーを出して頂きました。すみませぬ。
あえて、エルメスの食器が飾っているテーブルに腰かけて、
あたかも自分の家の豪華食卓のコーヒー「気分」で頂いてきました。

さて、買い物もしたし、コーヒーも飲んだことだし帰りましょう。
「Merci, Au revoir」とドアを開けて頂いてすがすがしく外にでると、

うん!!!これは!!!!

朝の戦いの残骸だな!!!

朝の行列用にちゃっかり椅子を持ってきて、
開店したから外にちょっと置いて店内物色中と思われる!!

毎度毎度ひどくなっているエルメスの開店前の行列。
この頃は8時に並んでも(注エルメスは10時30分オープンです!)、
先頭チームに入れないそうです。
一体全体パリのエルメス本店はどうなっているんでしょうか。。。

パリエルメスについて情報教えて、ショッピング付いてきて!
という方は遠慮なくこちらまで♪ 29paris.com.official@gmail.com

パリの気温もどうなっているんでしょうか。寒い寒い、でまた明日!
À demain
-------------------------------------------------------------------------------------
クリックして頂とランキングに点数が入ります。
★いつも応援ありがとうございます!★
ポチッ♪→
ポチッにほんブログ村 海外生活ブログ パリ情報へ
-------------------------------------------------------------------------------------

注目の投稿

【最新情報】エルメスソルドの謎を明かす回

今日のパリ7月22日 カスタマイズできるパリ旅 チームエルメスのみなさん こんにちは パリエルメスよりお届けしております。 先月の6月27日から2日間に渡ってパレドコングレで行われた事と言...