2017年9月30日土曜日

パリを変える1票を投票してみませんか!

今日のパリ9月30

Passion Paris

サンジェルマン界隈の小道
 Rue de l'Ancienne Comédie, 75006 Paris
アンシアンヌコメディ通りは短い通りですが、パリらしい魅力的な通りです


カスタマイズできるパリ旅 29PARIS.com

日本は衆院選なのですね!
パリもちょっとした投票が10月1日20時締切で行われています。

PARIS BUDGET PARTICIPATIF
《TOUT PARIS》

パリの生活環境改善提案策の予算振り分けについて、
提出されたアイディアの中から5つを選んで投票します。
パリジャン自信でパリを変えよう!という
民主主義が生まれたフンラスらしい企画ですね😊

実は今年の1月から動き出していたプロジェクト
1月~2月 アイディア募集
4月~5月 開票
6月~9月 考察
9月13日~10月1日20時 投票

【提案例】
①パリ散歩をより快適に
金額;1 400 000 €=約1億8400万円
パリ市民にはもちろん観光客にも快適なパリ散歩ができるように
より豊かな散歩コースの提案や情報提供


②サンマルタン運河の障害者と歩行者の為の通路の改善
金額;1 500 000 €(約1億9800万円)=約1億9800万円


③メディアセンター
金額; 4 000 000 €=約5億2800万円

メディアセンター・図書館のアクセスの改善、
PC環境の改善、リラックススペース等設けるための建物の改造



④起業
金額;4 000 000 €==約5億2800万円
コーワーキングスペース増設
中小企業設立支援 デジタルプラットフォームの作成
若者がテクノロジーを学ぶ環境を作る
パリはスタートアップやデジタルに最近力をいれていますー


⑤環境
金額; 3 500 000 €=約4億6200万円
緑を増やし、野生生物の保護、また市民へ自然環境の重要さの周知事業

金額が大きすぎていまいちイメージがわきませんが、
提案策は各地区ごとにあったり、思ったより具体的でわかりやすいです。
パリ人のみなさん投票してみましょう♪
日本や他国のみなさん、パリがどうなるか様子観察です♪
詳細はこちら JE VOTE!


みなさま、よい週末を
Bon weekend
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2017年9月29日金曜日

サンルイ島の乙な会に行きませんか!

今日のパリ9月29



神々しいバック

先日「急いでラファイエットへ!!」とお伝えした
★LA MAISON DIOR FÊTE SES 70 ANS AUX GALERIES LAFAYETTE★
ディオール70周年記念 in ラファイエット
で出品されていたバックの中のひとつです。

4000€~5500€(約52万8000円~約72万6000円)のバック等が店頭入口そばの
特別スペースにて発売されておりました。
価格が価格なのでそうすぐ売れないだろうなぁと高を括っておりましたが、
パリを甘く見てはいけない!!
と改めて自分に諭すのです。。。

ほぼ完売。。。

現在、Lady Dior I feel blueのブラックが数点のみ在庫。
特別スペースも売れた隙間をどうディスプレイすればいいか、
苦肉の策で特別限定商品以外のものを並べておりました。
ファッションウィークに当たり
世界中からバイヤーがパリに集まっている時期とは言え、それにしても早い!!
一応期間は10月10日までですが、も抜けの殻状態です。
こういった限定品はコネでも何でも使って予約するべしですね!


続いて、こちらも予約が必要になりそうな面白いイベントです。

これは最近メトロに張り出されたキリンビールの広告

パリでは日本のビール、特にASAHI(仏語では「アサイ」と)が
色々なレストランで飲むことができます。
また、日本のウイスキーはいわゆる“ブランド”的な位置にあり
ギフトにも使われたりするまでになりました。
そして、続いてのブームになっているのが「日本酒」です。

日本酒に合う料理を出す、
【LA MAISON DU SAKEメゾンドゥサケ】
11 Rue Tiquetonne, 75002 Paris


が流行っていたり、
6月には「kura master」審査会として
フランス人ソムリエによって日本酒550銘柄の審査が行われたり。

CLAIR PARIS

そして、10月4日(火)から8日(日)の4日間は
【鳥取が舞台のお酒と民芸の展示会】
【Nouvelle Vague d'Artisans et Saké en direct de Tottori, Japon】
THE COVER NIPPON PARIS @ l'embrasser が開催されます。

~鳥取は「酒は純米、燗ならなお良し」と言われるくらい、
純米酒の生産がトップレベル。
材料の酒米は「強力」と呼ばれ鳥取にしか育たない酒米~

今回は特別に鳥取“※福羅酒造※の蔵元が自ら
純米酒の飲み方、燗酒と常温の違いを実際に飲みながらレクチャーしてくださる
という貴重な機会です。

※福羅酒造※
明治の時代から引き継がれた伝統の造りを大切にし、自家(従業員での)清酒製造に取り組む酒造。
製造責任者は出雲杜氏の流れを継承し『明治時代から引き継がれた伝統の造り』
というに恥じない酒造りを目指していきます。


皆さん、以前「香道」のパリイベントのレポートをしたのを
覚えていらっしゃいますでしょうか。
(過去記事「パリの日本文化好きはレベルが高いんです。」)

フランス人の日本文化への興味レベルを甘くみてはいけません!
拘りをもつフランス人、自分の興味のもったことはとことん追求するので、
今回のレアな鳥取が舞台のお酒の会も
我々日本人だけでなく、フランス人にもとても刺激になると思います。

さらに、今回は古くから手仕事が盛んな
鳥取の若い次世代を担う工芸作家の作品も展示販売されます。
日本のわびさびに現代のエッセンスが加わったオリジナルな作品たち。

フランス人のお宅に招かれると日本のこういった陶器を上手に使って
え、それにオリーブいれるんだ!などど
我々の感覚では思いつかない使い方をしているのでとても驚きますが
これまたしっくりくるのがまた嬉しい。

近々、鳥取の若い世代の工芸品がフランス人宅の
アペリティフに出されるんでしょうね。


~ひと足先に何点かご紹介~
大胆な面取の意匠に釘で彫った、樹木のような絵柄が風景をイメージしている。
土や植物の灰から作った釉薬が落ち着いた風情を器に与えている。
登り窯にこだわり、作陶している。


素材の土にこだわり、土と釉薬が醸し出す、繊細な色彩の変化を演出している。
伝統とアートと使い易さを兼ね備えている。
日常生活食器からアートまで、幅広く、活躍している。


ポップな色彩とシンプルな造形は、使うことを目的とした器だが、
インテリアとして、楽しむことを提案している。
最近では、スターバックスとのコラボしたカップが好評を得ている。


自然が豊かで、星空がとても綺麗な鳥取県の夜空を描いた酒器。
楓の木を削り出し、漆を塗り、蒔絵を描く全ての作業を作者一人で行った。
幼児向けの安心、安全で素敵なデザインの木製おもちゃや器も製作している。


道具として使うことを重視しながらも、
華美では無い美で日常生活を楽しませてくれる、若い世代による伝統的な民芸の器。
手仕事ながら、求めやすい価格の器を作っている。


坩堝から引き出したばかりの透明なガラスは、流動的で形が定まらない。
そんなガラスの意思を感じながら、寄り添うように作り出した形。
対称形のシンプルな造形や色ガラスを使ったの作品も製作している。


【詳細】
鳥取が舞台のお酒と民芸の展示会
Nouvelle Vague d'Artisans et Saké en direct de Tottori, Japon
THE COVER NIPPON PARIS @ l'embrasser

期間;2017年10月4日(水)〜10月8日(日)
時間;11時~19時 期間中無休
場所;24 rue Saint Louis en L'ile 75004 サンルイ島


どうぞお見逃しなく!
(Diorのように予約は必要ありません😄)

それでは、また明日!
À demain
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2017年9月28日木曜日

痩せていることは今後も「美」なのか

今日のパリ9月28

元気に営業中のシャンゼリゼLouis Vuitton

今日もネスプレッソのコーヒーを出されて帰って来ました。
なぜかLouis Vuittonで出されると家より美味しく感じるミステリー

カスタマイズできるパリ旅 29PARIS.com

さて、Louis Vuittonを後にしてメトロに乗ろうとするとこんな2人が。

パリジェンヌはいわゆる“欧米人という”ステレオタイプとはかけ離れて
細い人が多く36サイズ、Sサイズが良く売れています。
そんな中にあっても目立つふたり。
これがパリのファッションウィーク中だと感じる一場面。

世界各国からモデルがやってきます。
明らかに一般人とは人間としてのラインが違います。
日本にいたころは仕事で東京コレクションも観ておりましたが、
東京コレクションに出ているモデルとも明らかに違って、
やぱりパリコレとはモード界においてトップの位置にあるんだなぁと感じます。

さて、このファッションウィークはひとつ大きな動きが。

今月初め、世界のファッション業界2大グループとも言える
ルイヴイトンを含むLVMHグループ
昨日のサンローランを含むKeringケーリング
痩せすぎモデルの起用を自主規制する動きに乗り出しました。
Le monde fr

フランスでは2015年にすでに痩せすぎのモデル起用を禁止する法律が施行され、
(痩せすぎモデルのイメージは摂食障害を助長する及びモデル自身の健康被害を及ぼすという理由から)
BMI17未満モデルを起用した場合は
6か月の禁固刑もしくは75000€(約998万円)の罰金という厳しい法律です。
そして、この9月初めの決定でこの2大グループは
そもそも女性32、男性42サイズ以下のモデルは起用しないとしました。


思春期の女の子がモデルを意識して摂食障害に陥る気持ちはよくわかります。
~思春期の頃32キロまで体重が減ったことがある黒歴史を持つ私です(笑)
その時は32キロでもまだ痩せたいと思っていました~

また同時に社会影響を考慮して
(最終的には自分のブランドイメージ維持なのでしょうが)
モデル起用に制限をかけるLVMHやKeringの方向性も理解できます。


一般人と同じではあってはならないファッションモデル
一般人と同じである必要はないファッションモデル
非日常のスタイルで見せるお洋服こそが、ファッションショー

痩せているというか、日常ではありえないスタイルであることが
広義のファッションショーというものを作り上げていると思うので、
それが日常に近づいてきたらファションショーとしての意味が
なくなってくると個人的には思うふしも。。。

うーーん、今後の動きが気になる問題ですね。
ちなみにLouis Vuittonのショーは10月3日18時30分から予定されています。

ファションと言えば先日お伝えした
デザイナー・ステファニークデールさんのインタビュー

ただ今執筆中ですのでどうぞお楽しみに!

それでは、飽食の秋にまた明日。
À demain
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2017年9月27日水曜日

「メセナ」という言葉をご存知でしょうか

今日のパリ9月27

改めて、世界は広いですね~

カスタマイズできるパリ旅 29PARIS.com

アメリカのように初入国前には
ネットでESTA(エスタ)申請しなければならない国もあれば、
電車でパスポートチェックもなしに、
いつの間にか国境をさらっと超えてしまう国もまたあり。
この辺をウロウロして来ました。
アイルランドの通貨は€で北アイルランドの通過はポンドになるので、
ちらっと国境を越えただけで通過が違ってしまいます。


なかなかパリ情報に戻れずすみません!
一応形だけでも、さらっとお見逃しなくのパリ情報をひとつ。

先日9月8日
イヴ・サンローランを長年支えたパートナーの
Pierre Bergeピエール・ベルジェ氏が亡くなったというニュースは
予想していた以上のニュースになりました。

The Red List
ピアジェ氏はメセナ(mécénat)として
サンローランを公私ともに50年以上も支えた人物です。
彼の存在なくしてはイヴ・サンローランは本人とともに
ブランドとしてもここまでの成長はなかったと言われています。

メセナ(mécénat);企業が主として資金を提供して、
文化・芸術活動を支援することである。
企業による資金以外の経営資源(人材・施設等)による支援も少なからず行われている。
wikpedia

The Heritage Studio

そのピアジェ氏が開館を待たずして亡くなってしまった、
サンローラン氏とピアジェ氏の文化財産を展示する美術館が
この度パリに10月3日オープンします。
(サンローランとピアジェ氏が愛したマラケッシュにも10月19日美術館がオープン)
先だって10月1日に無料プレオープン
予約なしで入場可能です。

貴重なプレオープンですので、どうぞお見逃しなく!
【Journée portes ouvertes Musée Yves Saint Laurent Paris】
場所;5 avenue Marceau 75116 Paris - France
日時;10月1日 9時~19時 予約なし可 無料

パリは街が華やかになるファッションウィークが始まりました。
みなさま、華やかな明日に。また明日!
À demain
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2017年9月26日火曜日

「パリって」と改めて感じたリスト5

今日のパリ9月26日
ブルーはいつ見ても綺麗な色ですね。


こんにちは
なぜかアイルランドにおります。
なんだか「横浜と埼玉を足して2で割ったような」雰囲気の街です。
きっと用事がないとわざわざ来ないでしょう。

同じEU圏内でありパリからたった飛行機で2時間の距離ですが、
もちろんパリとは全く異なる場所。
パリと比較して、「パリって」と改めて感じる点をいくつか。

①国籍のバリエーションが多い
パリは本当に多国籍だと、改めて感じました。


②おしゃれ人口が非常に多い
パリと比べてはいけませんね。
パリ人は根本的にエレガントを求める姿勢とセンスが違います。
さらに、パリ人は綺麗に見せ方を知っているので、
姿勢がいい人が多いと言うのも改めて感じました。


③カフェ文化
道端に出ている席にしれっと座って、
通りかかった店員さんにコーヒーを頼んで、
しれっと出て行くと言ったカフェ生活が板についてきていると、
違う国に来れば気軽に入れるカフェが恋しくなるもです。
パリのカッフェ文化を改めて感じました。
※いわゆるアメリカンコーヒーを頼んだら、白湯まがいのコーヒーが出て来ました。パリのカッフェ万歳

※こちらでワインを飲んでいる人を見かけることはほぼなし。パリのカッフェ並みの件数でパブがあり、ビールを飲んでおります。ただし公共の場でアルコールを飲むと500€程度の罰金だそうです!


④殺気立っている
世界1の観光都市パリ。
それ故に観光客を狙ったスリが多いのは周知の事実。
変わってこちらはだいぶ平和な時間が流れ殺気立っておりません。
パリの緊張感を改めて感じました。


⑤肌が汚い
言葉がキツくてすみません。
お手入れしっかりの日本人から比べればパリジェンヌのお肌は
お世辞にも綺麗とは言えません。
しかしこちら女子はパリよりさらにお肌のコンディションが悪いようです。
原因は食べ物?水?何でしょうか?
短期滞在では原因究明できませんが、
気になります。日本人がどれだけお手入れしっかりで
美肌だと改めて感じました。

ゆっくり旅に集中すればいいものの、
ブログ書きとしてはどうしても観察眼が働いてしまっております。
それでは、またパリブログに戻ります。
みなさん、また明日!
À demain
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