さて、こんなイベントに参加してきました。
さて、ここフランスは香り文化の国ですので、
日本の「香道」はどのように受け入れられるのでしょうか?


こちら18時45分現在の様子。
19時から始まるカンファレンスですよ!15分前にこんなにスタンバイですよ!
いつも言いますが、待ち合わせの時間があってないようなフランスで、
映画や劇場やこういう催し物になると時間より早く来るのが摩訶不思議ですね~
会場は満員で文化度の高さにびっくりしました。
フランス人が日本を好きだと言うと、
漫画、アニメなどが先立ちますが香道にまで興味を持っている方が
こんなにいらっしゃるとは予想以上。
今回は日本にたった2つしかない香道家元のひとつ「志野流」から
将来21代目になられる蜂谷 一枝軒 宗苾さんがパリにいらしています。

香道とは香木を熱して香る香りを鑑賞する芸道です。
595年に日本書紀にはじめて「香木」の文字が出てから日本の香道の歴史は始まります。
インド、中国を経て日本に流入した文化だと言われます。
平安時代;貴族のもので、着物や紙に香りを移して楽しんだり、
また恋文に香りをつけていたそうです。
鎌倉時代;武士は甲冑に香りをつけていたそうです。
これは武士の死生観に通ずるものがあり、
自分が戦いで死んだあと、敵への尊敬を現すためだというのです。
香りも儚く、人生も儚い
室町時代;この時代に華道、茶道、能とともに香道として誕生します。
こんな難しい日本語の解説を私の前のこちらの女性は通訳なしで理解していた模様。

そして、カンファレンス中に参考の香木が順番に廻って来ましたが、
彼女は美しく完璧な作法で香りを聞いていました。日本で体験してきたのでしょうか!

ちなみに、香道で香りを聞くときはこのような作法で聞きます。
【フランス人からの質問】
①どうして「聞く」と言うのですか?
中国語で「聞」には五感で感じるという意味が含まれるのでそこから来ています
②ソムリエも同じように香りを嗅いだり、感じだり、表現しますが、
ソムリエと話したことはありますか?
ありますが、ワインを飲み過ぎて何を話したかわすれました。
とのことです(笑)
③香水ゲランの調香師ティエリー・ワッサー氏とのお写真がありましたが


ティエリー・ワッサー氏が日本にいらしたとき、
香道に興味をもたれてセレモニーを学んでいかれました。
香水の香りの解釈と香道の香りの解釈にはやはり違いがあります。
香道志野流は香りを混ぜることをしないんです。
「沈水香木」のみの香りを聞きます。
カンファレンスは1時間30分の予定でしたが、500年以上にもわたる香道の歴史を
その時間でまとめるのはやはり不可能だったようで、
時間は延長してたっぷり解説してくださいました。
将来の家元、蜂谷 一枝軒 宗苾氏は
Macでプレゼンして

香り文化の中東へも香道を伝えに行っている
まさに!「高須クリニック」のようなお写真もあり、

500年以上続く「香道」はその尊厳を維持しながら
2000年代の新たな形を踏まえながら続いているんだなぁと。
はてさて、日本文化についてフランス人に聞かれたら
説明できるように見聞を広めないといけませんね!
みなさん、よい香りにつつまれた良い週末を!
Bon Weekend
【Conférence : Kōdō, la culture traditionnelle japonaise de l'encens】
「香道」日本のお香文化についてカンファレンス
講師 蜂谷 一枝軒 宗苾(志野流家元 後継者)
大学生の頃、”授業が暇すぎ”という日本人大学生の典型の枠に入って
授業そっちのけで色々な習い事をしてきました。
そのなかで現代作法道準師範という名家のお嬢のような資格まで取ってしまいました。
現代作法道は日常的なマナーをいい意味で広く浅く学びます。
煎茶の入れ方、名刺の差し出し方、上座下座、掛け軸のかけ方までさまざーま。
お嫁にすぐいけそうなとっても良い「資格」で、
と、「資格」というよりに日常生活にとても役立つこをばかりを学びました。
(ご興味のあるかたは是非!おすすめです!)
その現代作法道の勉強の中で香りを「聞く」という表現をする「香道」を
さらっとかじった程度に経験しました。
まさかパリで「香道」を深められるとは思ってなかったので、主催者の方には感謝!さて、ここフランスは香り文化の国ですので、
日本の「香道」はどのように受け入れられるのでしょうか?
こちら18時45分現在の様子。
19時から始まるカンファレンスですよ!15分前にこんなにスタンバイですよ!
会場は満員で文化度の高さにびっくりしました。
フランス人が日本を好きだと言うと、
漫画、アニメなどが先立ちますが香道にまで興味を持っている方が
こんなにいらっしゃるとは予想以上。
今回は日本にたった2つしかない香道家元のひとつ「志野流」から
将来21代目になられる蜂谷 一枝軒 宗苾さんがパリにいらしています。
香道とは香木を熱して香る香りを鑑賞する芸道です。
595年に日本書紀にはじめて「香木」の文字が出てから日本の香道の歴史は始まります。
インド、中国を経て日本に流入した文化だと言われます。
平安時代;貴族のもので、着物や紙に香りを移して楽しんだり、
また恋文に香りをつけていたそうです。
鎌倉時代;武士は甲冑に香りをつけていたそうです。
これは武士の死生観に通ずるものがあり、
自分が戦いで死んだあと、敵への尊敬を現すためだというのです。
香りも儚く、人生も儚い
室町時代;この時代に華道、茶道、能とともに香道として誕生します。
こんな難しい日本語の解説を私の前のこちらの女性は通訳なしで理解していた模様。

そして、カンファレンス中に参考の香木が順番に廻って来ましたが、
彼女は美しく完璧な作法で香りを聞いていました。日本で体験してきたのでしょうか!
ちなみに、香道で香りを聞くときはこのような作法で聞きます。
【フランス人からの質問】
①どうして「聞く」と言うのですか?
中国語で「聞」には五感で感じるという意味が含まれるのでそこから来ています
②ソムリエも同じように香りを嗅いだり、感じだり、表現しますが、
ソムリエと話したことはありますか?
ありますが、ワインを飲み過ぎて何を話したかわすれました。
とのことです(笑)
③香水ゲランの調香師ティエリー・ワッサー氏とのお写真がありましたが

ティエリー・ワッサー氏が日本にいらしたとき、
香道に興味をもたれてセレモニーを学んでいかれました。
香水の香りの解釈と香道の香りの解釈にはやはり違いがあります。
香道志野流は香りを混ぜることをしないんです。
「沈水香木」のみの香りを聞きます。
カンファレンスは1時間30分の予定でしたが、500年以上にもわたる香道の歴史を
その時間でまとめるのはやはり不可能だったようで、
時間は延長してたっぷり解説してくださいました。
将来の家元、蜂谷 一枝軒 宗苾氏は
Macでプレゼンして

香り文化の中東へも香道を伝えに行っている
まさに!「高須クリニック」のようなお写真もあり、

500年以上続く「香道」はその尊厳を維持しながら
2000年代の新たな形を踏まえながら続いているんだなぁと。
はてさて、日本文化についてフランス人に聞かれたら
説明できるように見聞を広めないといけませんね!
みなさん、よい香りにつつまれた良い週末を!
Bon Weekend
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