2018年12月7日金曜日

【異常事態】黄色のベスト 8日は外に出られない!!

今日のパリ12月07日
【12月8日のパリの危険地域情報】 
パリショッピングコンシェルジュ

先日は日常生活は大丈夫です、と言っていたのに、
状況は日に日に悪化し、明日の12月8日はここ2週間でさらに非常な事態となりそうです。
黄色のベストGilets jaunes内の特にも“Casseurs”と言う(仏語で破壊するという意味)
過激派がSNSを通じて
「8日はパリに集結せよ 殺せ 破壊しろ!」と。

これまでの経緯を通して、
ーエッフェル塔
スペクタクル
劇場
オペラ
オルセー美術館
ルーブル美術館
ルーブルのサイト
「12月8日はルーブル、チュイルリー公園は臨時休業します」

などなど、パリの主要観光地域は明日は緊急休園、閉店になります。
8万人の警察がパリに集結し、
都市警備では通常使わない、大型車両を準備して過激派に対抗するそうです。

銀行やブティックは板や網を張って破壊予防をして準備しております。


黄色のベスト抗議運動の主要訴えである燃料の値上げについて
仏政府は5日、燃料税の増税を2019年予算案から削除しました。

だがしかしこの運動が続くのは・・・

フランスの格差社会
たぶん、日本のみなさんが思っている何倍も!!

地方の車移動を余儀なくされている人々は
給料も上がらないのに、生活の主要である車移動が燃料高騰により打撃を受け、
生活がなりたたない。
月始めの5日に支払いを済ませれば、月末にはマイナス何万円になる。
これでどう生活しろというのだ!

朝のニュースでこちらのおじさんは、
「マクロンはこんな中でもレストランで食事して、我々のことなど無視している」と。


一方、日本もそうでしょうが、いわゆる“都市のキャリア”というカテゴリーの人々は
いい学校を出てそのままいい就職先に就職して高給で生活している。
(血筋がはびこるフランスは「コネ・口きき」がやばい)
最低賃金の金額すら知らない、
地方の低賃金の人々の生活の様子を知るわけがない、そもそも「違う」のだから。

燃料の高騰に対しての反対で始まった
「黄色のベスト」運動は
こういったフランスの格差社会の膿が噴き出した運動
になっております。

16区に住む奥様は「フランスの恥じだわ、、、」
一方「こうした格差社会の上にいる人の無関心に対して
このように訴えを起こすのもわからなくはない、、、」との意見も。

なかなかフランスは生活するのに大変なところです。
次回はまたもやフランス生活の大変さについて。
À demain
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