2017年7月31日月曜日

メトロのコントロールは頷けば回避できるのか

今日のパリ7月31
パリの夏と言えばのイベント
【パリプラージュ】
今年はこんな理由で初めて砂のないパリプラージュですが、
いつも通りの人出のようです。
19区のLa Villetteラ・ヴィエット会場では
今年初めてセーヌ川に続くウルク運河で泳げるようになり、(9/10まで 無料)
チビッ子から大人まで楽しんでいるようです。

水質は毎日管理され、基準に満たさない場合はプールにその水が入る前に
せき止められるシステムになっているそうです。

え?!セーヌに続くところで泳ぐ?!まさか!
あんなに汚いのに!

とびっくりしていましたがパリ市のサイトによると、かなり自身たっぷり。
パリ市が安心と言うなら安心ですね!と思っておりました。

が、

オープン数日後に、バクテリア発生!!
プールは閉まってしまいました。。。
パリですね~想定内と言ったところでしょうか。

現在は、水質コントロールの上、無事再開しましたが、
とてもセーヌで泳ぐ気温ではないです。

その後テクニックの問題で、再度閉鎖しましたが
30日日曜日11時から再開しました。大混乱中。


さて、コントロールと言えば、
毎月初めに多く出現する、メトロの「コントロール」と言われる
メトロ運営RATPの抜き打ち切符チェック


パリメトロの定期NAVIGOナヴィゴの一か月タイプは
毎月初めにチャージしなければなりません。
しかし、チャージするのを忘れていた、
朝チャージしようと思ったら行列でできなかった、などなどの
理由を付けてチャージしないまま、キセルする人が多くなるのが月初めです。
月初めでなくてもキセルする人は日常的にいる、パリメトロ※

とある日、パリの路面電車トラムに乗っておりました。


すると、私服のRATPのコントロールが乗り込んで来ました!
中国人のおじさんは、思いっきり首をかしげて、
財布を開け“俺は切符もってるぞ、キセルじゃないぞ”とばかりに
バタバタと切符を出し始めました。

その後、女性のコントロールが私のところに来て切符チェック。
定期はもちろん問題なし。

次は私のお向かいの番です。
画像のストライプの隣の黒人のおじいさん。(残念ながら写真に写っておりませんでした)

耳が遠いようで、野々村議員並みに女性コントロールの声に耳を傾けております。

movingcreation.com
女性コントロール「ムッシュ―、切符もっていますか?」

ムッシュ(言葉を発さず、何?とばかりに顔を傾けるだけ)

女性コントロール「(再)ムッシュ―、切符もっていますか?」

ムッシュ((2回目)言葉を発さず、何?とばかりに顔を傾けるだけ)

女性コントロール「(再再)ムッシュ―、切符、切符!」

ムッシュ(首を横に振る=俺は切符もっておらん)

それを受け女性コントロールは、
たまたま、物腰の柔らかな女性コントロールだったのか、
お爺さんの弱弱しい様子に同情したのが、

眉をひそめ、ムッシュ・・・

そして、次の言葉を続けようとした時、遠くの同僚から彼女は呼ばれ、
女性コントロールはその場を後にしました。

私はパリに来て、コントロールをスルーした人を始めて目撃しました!!
たとえ観光客だろうが、フランス語が話せなかろうが、同情など1ミリもなく
罰金を100%必ずとっていくコントロール

なのに、このお爺さん、運が良かったようで、
わしゃ、切符はもっておらん・・・
と言わんばかりに首を横に振って終了しました・・・

ちなみに、切符を持っていない場合は50€罰金
支払いが遅れると罰金額がかさんでいくシステムです。

【RATPコントロール罰金額表】

もう、8月になりますね。
みなさんも定期NAVIGOのチャージと切符の購入は忘れずに!
ちなみに、1か月定期代は8月から75.20€に(2.2€値上げ)なります。


このちょいちょい値上げが一番恐ろしい~
皆さん、良い夏を!また明日!
À demain
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2017年7月30日日曜日

「女は、一生、女」は世界共通らしい

今日のパリ7月30
夏になると登場するメトロの広告達。これらを見ると夏だなぁと思います。
【パリの広告、夏あるある】
①オーディオブックのアプリの広告⛱
↑上の画像です
ヴァカンス先のビーチでアプリでのんびり聞いてね♪
フランス人のヴァカンスは予定を入れずにのんびりすることが第一目的です。
お昼寝しちゃったりしているので、
時間びっちり活動したい日本人から見ると、カルチャーショックを受けます。


②夏の間、空き巣に注意🏡
ヴァカンス中、家を空ける期間が長いので空き巣が増える時期です。
ー家を空けることをSNSで書かないように!
ー留守電のメッセージに居ないことを残さないように!
ーご近所さんにはヴァカンスに行くことを伝えておいて!


③ペットを手放さないで!🐕
ヴァカンス先でのペット同伴が難しかったり、移動に困ったりで、
ヴァカンスの7月8月は愛するペットを捨ててしまう人が多いようです。
(これを知ってとてもショックでした!!)

ヴァカンス前はこんな広告たちが街に出始めます。
8月上旬の2週間はパリに1年で最もパリジャンがいない期間です。

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さて、【夏あるある】に続いて
本当によく見かける【パリジェンヌ〇〇の本が盛り過ぎあるある】
検索すれば、
ーフランス人の部屋にはゴミ箱がない
ーパリジェンヌのつくりかた
ーパリジェンヌの薬箱
などなど、いくつも出て来ますね!
Amazon.jp
日本に住んでいた時は、へぇ~パリの人はやっぱりかっこいいいな~😊と
目を輝かせていたものです。
しかし、実際パリで生活してみると、
本に書いてあることが盛り過ぎだったことが次々と判明。
なかなかパリ住民が納得して、“そうそう!”と思う記事や本に辿りつくことは稀で、
本当はこうじゃない、とフラストレーションをこのブログにぶつけておりました。

ところが、数日前にTwitterにこんな記事が出ていました。
日付を見ると2015年6月の随分古い記事。
なんで2017年の今、Twitterに上がってきたのが謎ですが、
あまりにも納得してクスっと笑ってしまったのでご紹介。


フランス女性になるための7つのレッスン(France33)
元記事;Madame Figaro L'art d'être française en sept leçons


フランスで生活したことのあるイギリス人ジャーナリスト
(The Daily Telegraph)によるフランス人女性像 

イギリス人女性から見たフランス人女性は、、、
 ①フランス人女性は助け合いをしない
 親友にさえもメイクや食事療法、かかりつけのドクターの名前などの質問はなし。
 同僚たちとも女性であれば永遠のライバルだから

◆納得ポイント◆「女性は永遠にライバルと思っている」
そこまでストイックにさらけ出さないわけではないですが、
周りの「女性は永遠にライバルと思っている」に納得。
時に相手を批判することで、自分の心を安心させている節も無きにしも非ず。


②フランス人女性はたばこを吸って、コーヒーを飲むので、太ることはない
 フランス人女性は嘘つき? 著者によれば、Oui。
3食しっかり食べているってのは信じられない。
 実際、コーヒーとたばこを燃料としてるみたい。
 カーラ・ブルーニが言った「毎日一食はパスタを食べるの」ってのも疑わしい。

◆納得ポイント◆「コーヒーとたばこを燃料」って(笑)
笑ってしまいますが、納得です!
食べる量やオーガニックにこだわっている人は多いと思います。
なのに、たばこは手から離さないし、エスプレッソもガブガブ飲みます。
パリジェンヌは細く華奢な体型の人が多いです。



③フランス人女性はドラックストアに行くのが好き
 フランス人女性はパラセタモール(非アスピリン系解熱鎮痛剤)と
 のど用トローチを1kgくらいバックに持ち歩き、
 重い足や腹痛などの病気や問題を人生に取り入れながら過ごしている。

◆納得ポイント◆1kgくらい(笑)
そして、「病気や問題を人生に取り入れながら過ごしている。
不平不満、苦痛をぶちまけながら生きています。
何を隠そう私もパラセタモールはポーチに必ず入っています。
あ~頭痛い~


フランス人女性はファッションに注意を払う
 ジャージなどで通りを歩くなんて問題外。
 著者のジャーナリストが運動の帰りにトレーニングウエアで
スーパに寄った時を思い出す。
 二人のパリジェンヌはジャーナリストの服装を
厚かましくも大きな声で批判したのです。
◆納得ポイント◆ファッションに限らずヴァカンス先のホテルの朝食時など
隙なくきちんとして登場します。



⑤フランス人女性はフランス人男性をおびえさせる
 彼女達は男性を指と目線だけで従わせる。
 テーブルに置いたメッセージや携帯は窓から投げ捨てられる?最悪?
 こんな態度でも、フランス人男性にはたまらなく魅力的なんでしょう。

◆納得ポイント◆彼女達は男性を指と目線だけで従わせる。
フランス人の恋愛話を聞いたら開いた口がふさがらないことだらけ!
書いたらブログが閉鎖される危機(笑)



⑥フランス人女性は目に見えない隔たりは気にしない
 彼女達は男女共学において、男性をより良く理解するのです。
⇒ちょっとこれは意味がわからず


⑦フランス人女性はアドバイスを必要としない
 問題は単なる一時的な異常だから
◆納得ポイント◆アドバイスをしてもらっても、ほぼほぼ聞いてない(笑)


久々に「パリジェンヌ〇〇」で納得いく記事を見つけて嬉しくなりました。
こちらの著者の方も書いておりますが、
~フランス人女性は年齢に関係なく艶っぽい。一生 女~
そうですね!
そういえば、日本でクラブを経営しているいわゆる“ママ”の方と話す機会があって、
その時彼女も、
「女は生まれて死ぬまで女なのよ。
自分の子供(5歳)と自分の母親(70歳くらいだったと思います)を見ても、
本当にそう思うわ!」
と話していたのを思い出しました。

どうやら、「女は、一生、女」は世界共通らしいです。

皆さま、よい日曜日を!
Bon dimanche
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2017年7月29日土曜日

ブリジット夫人のスタイルについての議論

今日のパリ7月29
Dior 
30 avenue Montaigne, 75008 Paris

昨日の死闘劇ブログのパンプス
実は執念の末、手に入れております・・・

何かパリからご入用のものがありましたら、お気軽にお問合せ下さい。
【29paris.com.official@gmail.com】

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さて、こちらの珍しい2ショットの写真
マクロン仏大統領夫人とDiorのバックを抱えるリアーナの2ショット
実は7月26日
パリの大統領官邸エリゼ宮にリアーナが招かれました。

RT en français

リアーナはClara Lionel Foundation クララライオネル財団という
世界の特にも発展途上国の子供達の医療と教育の為の財団の創設者でもあります。

この財団の財政支援の為、リアーナはこんなツイートを。
~bonjour,@EmmanuelMacron,will France commit to #FundEduacation?~


これを受けて、エマニュエル・マクロン大統領にエリゼ宮に招待され、
大統領とブリジットさんと面会の機会を得たという流れです。

20 Minutes

※リアーナがこの時持っていたバックはもちろん即完売です~




結果はとても満足のいく面会だったようで、リアーナはこんな風に語っております。

People


さて、この機会において、ちょっとした話題になっているのはこちら

L'Express
~ブリジット夫人はどうしてジーンズだった?~
意見は分かれる
La Parisienne

あたかも、エリゼ宮のドレスコードには
ファーストレディーはエレガントで控えめであるべきとあると思わせるように
このジーンズスタイルはカジュアル過ぎで驚くべきことだと話題になっています。

ファーストレディーの服装に関しての話題が上がったのは
ブリジットさんが初めてではなく、
2009年当時のオバマ大統領夫人ミシェルさんの
ノースリーブの肩を出したブラックワンピース姿は節度がないと批判を浴びたと
La Parisienneは書いています。


一方で、服装はコミュニケーションの一部。
ブリジット夫人のジーンズスタイルは
29歳の若いポップスター、リアーナを迎えるのに即したスタイルであった。
理にかなっていて、のびのびとしたスタイル。
田舎臭いし、歳をとり過ぎてる、日焼けし過ぎ
などなどと言ったごちゃごちゃいう意見を払拭するような勇気あるスタイルだった
との意見も。

Melty

個人的には
後者の意見の観点も興味深いですが、前者の意見に賛成で
大統領官邸でジーンズは、、、と保守的な意見です。
みなさんはどう思いますでしょうか?

とにもかくにも、さすが、モードの街パリですね。
服装に関しての議論が日本よりも興味深い観点です。

みなさま、新しい服を探したりの良い週末を!
Bon Weekend
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2017年7月28日金曜日

日本でこんな事ってありますか?!!!

今日のパリ7月28日
~パリからの購入代行サービス~
29PARIS.comがお客様専属バイヤーとして、
パリからご希望商品をお客様の元へお届け致します。
パリのブティックでのお買い物代行や、
インターネットサイトでの購入代行を承ります。
日本未発売のブランド品や新鋭アーティストの商品、
また人気のチョコレートなど
日本語で安心して買い付けを ご依頼いただけます。

最近ご依頼をたくさん頂いてバタバタしてるな~と思ったら、
日本はボーナスなんてスペシャルなものがあったんでしたね!
羨ましいです!!

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さて、お問合せ急上昇なのは初の女性デザイナー
“マリア・グラツィア・キウリ”になってから爆発人気のDiorから。


入手困難品が続々と出ております。

こちらのプロモーションイメージにも使われている
J'ADORE DIORのロゴリボンがあしらわれたパンプス
随分長いスパンで入荷しては完売しを繰り返しています。

ずーーーーーーっと長い事ブティック限定商品(オンラインでは購入不可)で、
店頭のお姉さんに入荷連絡をお願いしたり、
しつこく問い合わせをしていたら
リストに1番に名前を入れてもらったりしておりましたが、
なかなか手に入れることができませんでした。

先日ネットリサーチャーの常でオンラインサイトを巡回していると(笑)

え!まさか!欲しいサイズがオンラインで入荷して買えるようになってる!!!



びっくりする隙もなく、
即、カートに入れ決済も済ませて配達は〇日予定です♥の連絡メールをもらって
わくわくと待っておりました。


が、届きませんっ・・・

まぁ、フランスなので別にその日に届かないのは問題ないのですが、
“〇日予定”となっていたので、日本人魂で電話してみます!!

プルプル~

Diorおばちゃん「ボンジュール」

29「ボンジュール、マダム。これこれこういう訳で電話しています。」

Diorおばちゃん「おーマダム、そうでございましたか。
すぐ確認致しますので少々お待ちください。
あら、PCが遅いわっ 少々お待ちください。」

いつもブログに書いておりますが、
フランス世間的にはあまりいいイメージのもたれていないLVMHグループ。
しかし、グループブランドのLouis Vuitton、Kenzo、CELINEなどは
お店の人の対応がとってもご丁寧で感心してしまいます。
今回のDiorのおばちゃんも、とてもご丁寧な電話の話し言葉でした。

Diorおばちゃん「マダム、確認しましたら
オンライン注文の商品が在庫切れでした。」

(は?!店頭ならまだしも、オンライン在庫なんてバーコードかなにかで
きちんと管理されているんじゃないの?!在庫なしって。。。)

29「え?!そうなのですね。。。残念です。。。
(しゃあないな~)では0.5サイズ大きい商品の在庫はありますか?」

Diorおばちゃん「確認致しますので少々お待ちください。
(やはり他のブティックよりも随分丁寧語です)
あ~マダム、※サントロペのブティックに在庫があるようです。取り寄せしますか?」
※サントロペSaint-Tropez;フランス南部PACA地方の高級リゾート地※

29「はい!是非お願いします!」

Diorおばちゃん「では、サントロペのブティックに取り寄せ依頼して
詳細をご連絡致しますね。ごきげんよう」

数時間後

Diorおばちゃん「あ~、マダム、Diorの〇〇です。
サントロペの在庫なんですが、こちらもエラーで在庫がありませんでした。
申し訳ありません」

あのですね、パリのブティックは在庫1の商品は
在庫1と出ていてもPCのエラーで在庫がない場合が本当に多いんです。
私がパリに来て、買い物にあけくれるようになって
このエラーは相当回経験しています。
ただ、今回オンライン注文で在庫切れなのは初めての経験でした。
お店の人も
「在庫1だとよくエラーがでるからね~ハッハッハ」

ハッハッハじゃないから!

PCのエラーって原因がわかってるなら、早くシステム改善しなさいよ!
こっちはあると思ってそのお店にわざわざ出向いたり、と苦労してるですけど😤

ほんと振り回されております。
私の場合、そうびっくりする金額でないからいいのですが、
こんな適当な状態で
会社単位の問題で、大きなお金が動いた場合どうしているんでしょうか。
恐ろしや恐ろしや。

みなさま、パリショッピングは店頭だけでなく、
オンラインも正しい商品が手元に届くまでは安心できないと判明しました。

あ~心休まる明日になりますように!また明日!
【余談】Diorメンズ店員イケメン率はパリ高級ブランドブランド1位と思います♥
À demain
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