2018年1月7日日曜日

1月のフランスの危険な“習慣”とは?!

今日のパリ1月7日


雨上がりの凱旋門
バス22番で凱旋門を通りかかったときの動画です。

カスタマイズできるパリ旅 
嵐で豪雨のスタートだったパリの2018年
日本の台風のように、嵐に名前が付いています。
今回の嵐は【Eleanor】エレノー
豪雨によりセーヌ川の水位は3.6mでイエローカード的な2/4レベルの警戒水位です。
この週末にはさらに水位が上昇する見込み。
2016年6月のセーヌの水位上昇を思い出します。
セーヌ川を見る人々 写真あり

この水位の上昇中で訓練中の警察官が行方不明になる事件も。

lci.fr


そして、水の事件があれば火の事件

フランスの12月31日~1月1日にかけて新年の恒例として毎年ニュースに上がるのが
燃やされた車の台数
 今年は1031台で昨年の935台からさらに上昇

francetvinfo.fr

パリに来たときから毎年毎年新年のニュースで聞いている新年に燃やされた車の台数。
そういえば、なぜ新年に車が燃やされる“慣習”が?

【なぜ、新年に車が燃やされるのか?】20minutes
①いつからの慣習?
1980~1990年の都市暴力の延長で、そのころから見られるようになった。


②大晦日に車が燃やされるのはなぜか?
なによりも遊び心
車に放火にて逃げることは簡単である。
そして若者にとって警察の目から逃れるのは簡単であるから。
主に自宅近所で犯行に及んでいる傾向がある
※特に大晦日だからというわけではなく、
7月14日のキャトーズジュイエの祝日やサッカーの大きな試合の時にも
車は燃やされていますが、特に新年は慣習的に車が燃えた台数がニュースに上がります。

③犯人のプロフィールは?
主に低所得者層の若者
そして近年移民の若者や、中級所得層の若者も犯行に及んでる
日々の不平不満を車を燃やすことにぶつけている。
さらに、この期に及んで!
詐欺で保険請求するために車を燃やすケースもふくまれているそうです!!


④ここ数年で悪化していますか?
特に大きな悪化はないですが、
ということはこの30年間フランス社会が郊外の危機や都市暴力を
解決できていないことを意味します。

荒れる新年からあっという間に1週間経ちました。
2日から通常通りの生活になているパリは日本より少し早く
日常生活が戻っています。
ちびっ子たちもノエルヴァカンスが終わり学校が始まります。
日本は3が日が終わったと思ったら、成人式の連休なのですね。

パリのように激しくなく、どうぞ落ち着いた連休をお過ごしください。
À demain
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