今日のパリ12月27日
-------------------------------------------------------------------------------------
世の中には衝撃の瞬間というものがあるもんです。
CHANELにセクシーなおじさんが、犬を店内に連れて
妻か誰かのお買い物を待っている瞬間でもなく、
(パリCHANELは犬OKですよ♪)
スカーフを頭に巻いているおばさんが、
スカーフの間にスマホを挟んで話しに集中しているのでもなく、
(上手い事考えたな~(笑))
とある寒い日の夜。
9番線のSaint-Augustin駅からメトロに乗ろうと駅構内へ。
ビジネスマンが多い駅なので、週末はガランとしています。
しかし、ひとり週末なのにビジネスバックを持った
30代後半から40代前半の男性が構内にいました。
週末も仕事なのかなぁとやや注目していたのですが、
ウロウロと動きが落ち着かないっ。
彼の動きをしばらく目で追っていたら、メトロホームの広告の端を
ペリペリと剥がそうとしているのです!
せっかく熟練のおじさんが張ったのに!と思ってずっと見ておりました。
【解説】パリのメトロホームの広告は未だに紙なのです。
写真下のように1広告9枚分割の広告が印刷された紙を
熟練のおじさんが裏に水をつけて、いわゆる切手のように、
隙間なく、ずれないように張り合わせていきます。
(たまにずれている時ももちろんあり!)
うーーーん、怪しいやつ。
ですが、スリでもテロ犯でもなさそうなビジネスマン風。
いや!“犯人”というものは、“それ風”な装いはしていないのか?!
となれば、彼はビジネスマンを装った犯罪者!
と想像ばかりが広がっていきました。
そして、、、、
遠くから電車の近付く音が聞こえてきた瞬間です!!
↓↓
↓↓
↓↓
↓↓
↓↓
↓↓
↓↓
黒いコートの胸ポケットから取り出された黒マジックで、
MAUBOUSSIN
高級宝飾店として経営していましたが、潰れそうになり、
デザインと価格帯を見直して安い価格帯に
改革してから売り上げが再向上したMAUBOUSSINの広告に
落書きというか、メッセージというかを
書き始めたのです!!!
パリの街中やメトロの中でこうした落書きはよく見かける光景ですが、
まさにそれが生み出される瞬間を初めてみました。
てっきりB系のお兄さんがやっているとばかり思っていました。
“La politique est aux banques a que le lubifiant et à la 自粛”
Cyprès
辞書で調べたら“自粛”するべき言葉が含まれた内容で、
さらにブログを書きながら、サインであろう
「Cyprès」
を検索したらfacebook
と
youtube
が見つかりました。絶対この人でした!(ですよね!)
髭の感じや雰囲気がそうだし、この日もタートルを着てたから余計に確信!
Cyprèsさん、週末にメッセージ残す前にもっと歌手活動を頑張れ!
パリはまだまだクリスマスツリーが飾られていますよ。
1月頭までクリスマスムードは続きます。
また明日♪
À demain
--------------------------------------------------------------------------------
0 件のコメント:
コメントを投稿