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雨降りのパリ
雷や大雨が理由でネットの接続が悪くなることもある、
恐ろしくデリケートなパリのネット環境です。
先日友人の家のネットが途切れてしまったので、救助に行って来ました。
契約ネット会社は「安いが諸問題の多い」free(フリー)。
フランスの方であれば、ああ“free”ね、、、と頷くネット会社です。
ちなみにフランスは大きく4つのネット会社があります。
①Orange ②SFR ③Bouygue ④free 他
どこが取り立てて良いというわけではありませんが、
NTTコミュニケーションズ的な位置にあるOrangeがシェア1位。
話しは戻りfreeですが、ここは契約料が安い代わりに店舗をもたず
問題があれば延々と繋がらないコールセンターに
電話をかけ続けるといった状況でした。
(フランスのことなので問題はしょちゅう発生します)
しかし、数年前マドレーヌに店舗ができ、いわゆる駆け込み所が出来たわけです。
ou-trouver.fr
free boutique
8 Rue de la Ville-l'Évêque, 75008 Paris
ところが、その場で解決出来る問題の確率は70%。
残り30%はやっぱりコールセンターに電話しないと解決しないよ、と。。。
今回の友人の問題は残念 ながら後者。
ふーー、ではではfreeに電話しますか。コールセンター3244番っと。
アナウンスに従って、「1」だ「2」だ、押しながら進み
ネットトラブルコーナーまで辿り着きました。
その後コール音が鳴り、あら!!繋がった!
平日の朝早い時間というのが良かったでしょうか。
何分も待たされる覚悟でしたので、なんだか嬉しいやら拍子抜けやら。
コールセンターとのやりとりは、
コンセントを抜いてみて下さい、次にボタンを押して下さいなど、
のやりとりを延々とします。
「HDMI 刺してますか?」
などと、いきなり“メカっぽい単語”も出てくるので予想以上に厄介。
これを電話超しに早口で話しまくるフランス人とやりとりするので結構大変っ(汗)
free「えっと、じゃあ機械の準備は出来ましたから、
あなたのアカウントに入りましょう。」
29「はい」(free会員の無料のIDでwifiに入ります)
free「マダム、“Mon Abonnement”の
右側には何が見えますか?」
29「は?右側?左側にリストがあって、
右側は何も書いてないです」
→ここまで進んだのに、私何か間違ったかしら?!
free「う〜ん」
(もう一度)Mon Abonnementの右側には
今何が見えていますか?」
29「さっきと同じです」
「何かおかしいようなのでログインからまたやってみます」
free「はい、待っています。」
29「OKです。ログインしました!」
free「はい、じゃ右側には今何が見えていますか。
29「さっきと同じです。」
Mon Abonnement / Ma Freebox / Télévision ...
と並んでいます。
free「Voilà!そうそれ!
「Ma Freebox」をクリックしてください!!」
29「は?!!!右って“その右の”こと?!!」
だったら最初っから「Ma Freebox」をクリックして下さい
言えばいい話しじゃあないですか?
なんでそんなわけのわからない廻りまわった聞き方をするのか不明。
一休さんの「この“はし”を渡るべからず」レベルの不可解さ!
私が大人になりすぎたから?
素直じゃないから?
いやいやいやいや、
シンプルに最初っからMa Freeboxをクリックして下さい、と言えばいい話。
全く簡単に済む話しなのになんでそう面倒にするかな~
ここですぐ例が浮かばなく残念ですが、
こんなことは多々あって合理化とは真逆な社会の気がしてしょうがないですね。
「我が辞書に不可能という文字はない」と言った(か言わないか)のフランス皇帝ナポレオン。
2016年、あなたの国の辞書にはどうやら「合理化」の文字がなさそうですよ。
合理化作業で効率よく1日を過ごしたい29PARISです。
それでは、また明日!
À demain
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追記;本日よりシャンゼリゼのクリスマスライトアップが始まりました。
1月8日までのライトアップの予定です。
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