2016年10月19日水曜日

フランスの結婚は「男男」「女女」「男女」どれもOK

今日のパリ 10月19日

改めて見たプランタンデパート。美しい
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パリウェブマガジン アンチエイジングの資格
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愛アム~ルの国フランスでの結婚の形は様々で、
①Union Libreといういわゆる事実婚
(内縁と言ったらいいでしょうか?)や
(オーランド大統領もこの事実婚でした)
le monde
②結婚に準ずるPACSパックス、
結婚という3パターンがあります。
さらに、この形が男女間に限らないのもフランス。

フランスでは2013年5月から正式に同性間の結婚が認められ、
男女間の結婚と全く何の変わりもない社会的承認が受けられています。

こちらをご覧ください!
フランスのとある市での結婚するための書類です。

まずこちら①1人目が名前や住所等を記入する書類 
RENSEIGNEMENT RELATIFS AU
(A LA FUTURE(E) EPOUX(SE))

続いて②2人目の書類
RENSEIGNEMENT RELATIFS AU
(A LA FUTURE(E) EPOUX(SE))
フランス語には男性形、女性形があり、
このように最後にをつけて女性形を表す場合があります。
書類は全く同じものが2枚
つまり、、、、

①1人目も②2人目もどちらも女性女性でもOKだし、
男性男性でもOKだよということ。

もしフランスでの結婚が男女に限られていたら
-1枚目 男性バージョン
RENSEIGNEMENT RELATIFS AU FUTURE EPOUX

-2枚目 女性バージョン
RENSEIGNEMENT RELATIFS A LA FUTUREE EPOUSE

となるはずです。

なんだか面倒な説明になってしまいました(笑)が、
法的にフランスではきちんと同性間の結婚が認められているということを
言いたかったのです。


ただ、2013年に法律が施行されてから、賛成反対のデモが度々行われてきました。
先週の16日(日)は、エッフェル塔そばの
「Trockadero|トロカデロ広場」を会場にデモが行われました。
L'Express 
L'Express 
L'Express 

ものすごい人でメトロの駅も一時封鎖されるほど。
主催者側の発表だと20万人。警察側の発表だと2万4000人
謎の格差!

Liberté自由 Égalité平等, Fraternité博愛のスローガンの国フランスで、
結婚にも自由が認められて当然、といった賛成意見

父親、母親、子の血縁関係として成り立つ家族の定義が変わる。
同性間での血縁関係は成立しないといった反対意見

法律施工後3年経過していますが、まだまだ賛否両論あります。
私個人としては賛成ですが、
ディベートになったら反対派の意見に対抗する明確な答えが
見いだせていないところがあるので、
フランスに住んでいるわけですから、これを機会によく考えてみようと思います!

みんなの幸せを願ってまた明日。
À demain
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