29PARIS.comのパリ便り: 渡仏される方へへ応援メッセージ

2016年7月21日木曜日

渡仏される方へへ応援メッセージ

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今日のパリ7月21日

フランスでは※「アペロ」の文化が根付いていますが、
この時期は余計にテラスでビールのパリジャンたちが目に付きます。
ワインの国　
フランスといえども、気温が30度を超えると
白ワイン、シャンパン、ロゼよりも、まずはビールという人が多いようです。

※アペロ
夕食が始まる前(18時、19時頃)。
軽くおつまみを食べながらお酒を飲む習慣、「アペリティフ」
を略して「アペロ」と呼んでいます。
これの後が夕食になるので必然的に夕食は20時、21時スタートになります。

近所のメキシカンパブでは、気が利いて嬉しいスチームが。
(画像左上)

こんな楽しい「アペロ」に、

美しいブランドに、

カフェに、

歴史的建造物に、

I LOVE PARIS

私たちを魅了するパリです。

これから9月の新学期を前に、パリに語学留学や、大学編入、移住、仕事等
様々な理由でパリへいらっしゃる準備をしている方も多いと思います。
(友人はニースのテロの直前にニースの大学が入学OKの通知をもらいした)

渡仏準備することをリストに挙げたら頭痛薬が欲しくなるほどだと思います。

「フランスで体調を崩したらこの薬」

【今日の友人の驚愕エピソード】
学生ビザでパリに数年滞在していた友人
当時付き合っていたフランス人の彼と
PACS(フランスの結婚に近いシステム。結婚より手続きが楽)する予定で、
PACSによるビザに切り替えようと学生ビザを更新しませんでした。
ところが、彼と破局し学生ビザも更新していなかった為
滞在の許可がなくなり日本へ帰国。

その後、再び学生ビザの申請をしました。
その際は語学学校と美術史の選考のふたつの学校をもってしての申請。
(その後彼女はパリに滞在。3か月の観光ビザでパリに滞在していのか、
よく聞かなかったのですが学生ビザを日本に申請中にパリに滞在していました。
ちょっとこの辺よく聞かなくてすみません)

そしたら、パリ滞在中に日本の駐日フランス大使館から呼び出し
「面接をしたいので来てください」

えーーー、今パリにいるんですけど！！！

彼女は、ビザがもちろん必要！
しかし、今はパリにいる
でも大使館からの呼び出し
これは行かねば！
ということで、パリ⇔日本の航空券をポチっ
エコノミーの安い航空券といえども600€(約7万円)はします

南麻布の天王寺橋交差点近くのあの駐日フランス大使館

Google maps
東京都港区南麻布４−１１−４４

行ったことがある方はわかるでしょうか。
人気のない無機質な会議室のようなとこへ通され、
マダム〇〇、どうぞ

大使館「あの～、なんで以前学生ビザを申請したのに、また行くの?」

キーーーーーいつもの事ながら上から目線

友人「美術史を勉強したいのでビザを申請しました。」

大使館「この語学学校と美術の学校は体力的に無理があるんじゃない?」

あなたの体力を基準に決めつけないでください！
私には出来ます！しかも語学は午前、美術は午後で全然余裕です!

友人「はい、これこれこういうカリキュラムで一切問題はありません」

大使館「あ～、そうなの。わかりました。」

はい、面接終了！
日本の用事終了！
はい、パリに帰りましょう！

滞在時間24時間
たった、数分！！
大使館の~~くだらない~~電話でも済む面接だけのために7万のお金と時間を喪失

くそーーーーお前ーーーー！！
そのくらい電話でいいだろーーー！！

と、心の中で絶叫！！！！

実はこの大使館の面接呼び出しはよくある話なんです。
九州に住んでいようが、北海道に住んでいようが、
大使館からの数十分の電話でも済む用事の為に
南麻布に行くことになるんです。

ここからすでにフランスに来る前からフランスという国の洗礼をあびることになります。
こんな納得のいかないこと、100％理不尽なこと
そんなことが普通に起こる渡仏準備。
このハードルさえを乗り越えれば、滞在許可を持ってパリです。
心の中ではいくら罵倒しても良い！！
この状況を我慢すれば、パリはすぐそこです。