今日のパリ5月28日
今日も苦いエルメスのコーヒー
カスタマイズできるパリ旅
|
パリ18区Marx-Dormoyでこんな事件がありました。
アパルトマンの4階(日本でいう5階)のベランダにぶらさがって、
必死でつかまっている4歳の男の子。
これは大変!!
下では人々が様子を見守ることしかできず、
ただた人数が、がやがやと集まってきました。
(男の子は両親が不在の隙にベランダに出てきてこんな事態になってしまったそうです)
そこへ登場したのが!今や
Google検索「spiderman 18eme」(スパイダーマン 18区)で
名前が挙がるMamoudou Gassamaマモドウ・ガッサムさん
メトロから降りてきた時、群衆の騒ぎで事件に気づいたマモドウさんは
ものの30秒足らずで、各階のベランダをロッククライミングのように
すいすいと上がっていき、子供のところまであっという間に辿りつき、救出!!
【動画】
拍手喝采の嵐で、パリの週末はひとつ事件が解決しました。
パリ市長も電話で感謝を伝えました。
さて、事件が解決して、
18区のスパーダーマンの詳細が徐々に明らかになってくると。。。Le Parisien
「神様ありがとう!僕は子供を救った。僕は子供が好きです」
マモドウさんは2017年9月にマリからパリへやってきて、
Le Parisien
滞在許可証がなく,いわゆる※sans papier(サン パピエ=「紙」なし)※の状態でパリで生きる22歳の青年だったのです。
※フランスで「紙」って、こんな意味も含むんです。
「パピエといったら紙じゃーー!エピソードinメトロ8番線」
勇気ある行動にマクロン大統領は今日エリゼ宮に彼を招待して感謝を伝えるそう。
パリ市長はさらに、
「彼のフランスで築こうとしている彼を支える」とツイート。
不法移民として、滞在していたマモドウさんを、
不法だとわかった時点で海外追放せず、
大統領が感謝を表明したり、
パリ市長のように、彼の滞在を支えるという発言をしたり、
フランスの懐の大きさを感じますね。
もし、日本でこのようなことが起こったらどうなるでしょうか。
私も滞在許可証の更新が迫っていてドキドキでまた明日。
À demain
-------------------------------------------------------------------------------------
0 件のコメント:
コメントを投稿