今日のパリ2月23日
日本では2月22日は”ニャンニャンニャン”でネコの日だったんですね!
ネコモデルはPARIS-ZIN Interviews第2回に登場頂いた、
可愛いネコ、その名も”博士” パリ在住可愛すぎるネコです。
新作が続々出ているようですのでサイトも是非ご覧ください♪
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さて、猫の日(だった)ということで
パリ”カルチェラタン”にこんな道があるのでご紹介。
その名も、
「Rue du Chat-qui-Pêche(釣りをするネコの道)」
パリ”カルチェラタン”にこんな道があるのでご紹介。
その名も、
「Rue du Chat-qui-Pêche(釣りをするネコの道)」
道幅1.8m 長さ29m パリで1番細い通りと紹介されます。
1540年に完成されたこの道はこの界隈に住んでいる人々が
(今はサンミッシェル通りで区切られてしまいましたが)
セーヌ川にダイレクトにアクセスできるように作られたそうです。
また、道の名前はRuelle des Étuves→Rue du Renard→Rue des Bouticlesと変え、
最終的に現在の「Rue du Chat-qui-Pêche(釣りをするネコの道)」
になったそうです。
さらに、最も逸話のある道とも紹介されています。
摩訶不思議な通りの名前の由来は、
この通りに"釣りをするネコの店"というカフェがあったからという説や、、、
15世紀。この通りに錬金術師と黒ネコが住んでいました。
ludwig.troller
この黒ネコはセーヌ川からとっても器用に魚を釣り上げていました。
ところが、、、当時パリは飢饉にみまわれていて、
ある3人の学生が「セーヌから魚がいなくなったのは
この錬金術師と黒ネコが悪魔と繋がっているからだ!」と確信し、
黒ネコを殺して、セーヌ川に投げ捨ててしまいました。。。
3人の学生はこの錬金術師と黒ネコは一体のものであると。
彼らは悪魔だ!
黒ネコは死んでしまい、錬金術師は黒ネコのために旅に出て行きました。。。
しかし!少しあと、セーヌ川では同じ黒ネコがまた魚を釣っている姿が見られたとさ。
その後この黒ネコの復活劇は語られることはなく、
通りに「Rue du Chat-qui-Pêche(釣りをするネコの道)」と名前が残ったそうです。
【2017年のRue du Chat-qui-Pêche(釣りをするネコの道)ぶらり一人旅】
ちょっと一人では通りたくないような、
錬金術師もいない、黒ネコもいない、寂れた感がありました。
パリは道ひとつとっても面白い歴史があるんですね!
ブラタモリ・パリ版をやってみたい、でまた明日!
À demain
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この通りはよく通ります。カップルが抱き合っているところに遭遇したことも。鹿島先生によると「猫が魚釣りしている」アートが壁面にあったと記述がありましたが見つかりませんでした。
返信削除gamadasannto ETRETAT様
削除こんにちは お元気でしょうか?
良く通られる道だったのですね。サンミッシェル界隈は細い道が多いので、
今までここが一番狭く、またこんな名前の通りだとは知りませんでした。
カップルは抱き合いたくなる程の道の細さですね!
そうなんです、残念ながら男性と釣りをする猫のアートは消されたようでした。
とてもエピソードの多い道のようで、パリはこのような道がまだまだたくさんありそうで、
改めて気にしながら歩いてみたいなと思っております。