今日のパリ7月19日
Le Figaro
ニースのテロから5日
オーランド大統領は7月26日までだった非常事態宣言を3か月延長しました。
「非常事態宣言」
がどういうことかというと、
①警察には、裁判所の令状なしで家宅捜索を行ったり、
危険と見た人物の移動を厳しく制限したりする権限が与えらる
②危険とみなした人物の移動が制限できる
また明日!
À demain
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Le Figaro
ニースのテロから5日
オーランド大統領は7月26日までだった非常事態宣言を3か月延長しました。
「非常事態宣言」
がどういうことかというと、
①警察には、裁判所の令状なしで家宅捜索を行ったり、
危険と見た人物の移動を厳しく制限したりする権限が与えらる
②危険とみなした人物の移動が制限できる
2015年1月シャルリー・エブド襲撃事件
2015年11月同時テロ
2016年7月ニーストラックテロ
3度に及ぶテロの間に、
セーヌ川は氾濫するは
労働法改正反対の過激派するデモは多発するは、
la montage fr
ユーロカップ2016と、
警備に当たる警察の疲労は困憊しているといいます。
つい先日道路脇に駐車してある警察車両の中で、
警察官が飛行機のエコノミーで出されるようなアルミの容器に入った夕食を
車内のミニテーブルで窮屈そうに食事しているところを見かけました。
大変な仕事だ
その一方、再延長にとりわけ懸念を示しているのはイスラム教徒の人々。
非常事態宣言の②によって、
あるイスラム教徒の男性は、2015年11月同時多発テロの後突然警察より呼び出しを受け、
「夜間の外出禁止や、1日4回警察署に出頭するよう命じられたほか、自分の住むパリ近郊の町から出ることを禁じらた。」そうです。
突如理由なく突きつけられる在らぬ疑いと精神的にも経済的にも大きなダメージ。
(その後訴えを受けた行政裁判所は先月22日、「根拠は不十分で、個人の自由を重大かつ不法に侵害している」と認め、移動制限の停止を命じました)
http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2016/02/0209.html
テロを未然に防ぐ平和維持の一方で、苦痛を強いられている人々が存在してしまうこと。
テロ対策と人権、自由が並行して守られることは非常に難しい
今日のパリメトロの電光掲示板
7月14日の犠牲者のために12時から1分間の黙とう。
ニース
DIRECT MATIN
12時の黙とうには、42000人が事故現場のプロメナードザングレに集まりました。
フランス人は通常の日常生活を送ることがテロに屈しない姿勢と、
いつもの7月を過ごしています。
À demain
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