2016年5月28日土曜日

パリでは勤務時間外のメール禁止!

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今日のパリ5月28日

ラファイエットで見たベルギー王室御用達 高級バック
Delvauxデルボー
のバックが気になっております。美しいシルエットです。

そのラファイエット。
先日毎週日曜日にラファイエットをオープンさせようという議論があったようですが、、
労働組合側の60%の反対により、否決になったようです。

LE MONDEより

最近パリの労働環境が大きく変わろうとしています。
パリでの新しい動きが。

全世界で受け入れてほしい法律
「勤務時間外のメール禁止」
が新しくフランスに導入されるようです。

フランスで新しく成立した労働法改正に含まれていた法案の一つで
「つながらない権利」と呼ばれています。

従業員50人以上の企業で、規定の勤務時間外にメールを送ることを禁じるというのもの。
フランスの新聞「Les Echos」によると、フランスでは労働者の10人に1人が、仕事による
燃え尽き症候群「Burn out」に陥る危険性があるということで、デジタル社会が
労働者に与える健康被害が危惧されていました。

従業員50人以上の企業は今後
従業員がメールの送受信をすべきでない時間
を定めなければ
ならないということで、主に夜間や休日にこの時間が設定されるとのことです。


ただ、またもやフランスの意味わからないところで、
強制ではなく、従うかどうかは企業が自分で決められ
また、法律を破った場合も罰則はない

ずっこけるところでした!

で、結局なんなんだ、、、と。いつもフランスは何事もこんな感じです。
と言っても、今フランスで大問題となっているこの労働改革法案の中で
唯一好意的に受け入れられた法律だということです。


この議会の承認なしに推し進められた労働法改正案では、
労働者に対して不利な内容が多く、フランスは全国的にストライキが暴徒化!
先週からは石油精製所や石油関連施設などが閉鎖され、ガソリン不足に陥っています。
FIGARO
DIRECT MATIN


さらに、6月2日からはメトロのRATPもストに突入とのことです。
パリからパリ近郊すべてで終了期限未定のストライキ。
ヴァカンス前のパリの6月は大混乱の模様です。

今日街で後ろを歩いていた日本人観光客の女子二人が、買い物袋をたくさん抱えて、
「ボーナスいくら入るんだろう。。。」
と話していました。
なんだかここ数日日本人観光客の方をたくさん見かけます。
旅行中はタクシー移動も多いと思いますが、
メトロにお乗りになるときはストライキにご注意なさってください!

よい週末を!
Bon Weekend
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