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今日のパリ  3月5日

パリのパワースポットらしいマドレーヌ寺院
毎日この前を通るので恩恵に預かりたいものです。

午後から突然の雨になる今日この頃のパリ

何か事件があれば、ニュース速報より情報が早いと噂の辻仁成氏のTwitterを
相変わらず見ております。
この頃周りでビザを更新せずに、もう日本に帰るんだ、とか
あーまたビザの更新だ、気が重い、、、などという話しをちらほら聞きます。
そこで、ふと、辻氏はなんのビザでパリに滞在しているんだろう、、、と！

フランス・パリでの1年以上の長期滞在は
①ワーキングホリデー
②学生
③ヴィジター
④婚姻
⑤就労
⑥駐在員及びその家族
⑦10年ビザ
大きくこのような滞在許可証(ビザ)があります。(細々まだありますが、、、)
それぞれ更新期間が異なります。

①ワーキングホリデー
1年間の有効期限をもって、フランスに滞在及び就労できます。
その後学生ビザなどに切り替える場合、一度日本ヘ帰国することになります。
またこのワーホリで旦那さんと出会いフランスに永住する場合も少なくありません。
(ただ日仏カップルの離婚率※は高く、その場合 長い離婚手続きが待っています
平均4か月　費用は600-2000€
※離婚率11％　2008年在仏日本大使館データ　うーーんもっと多い様な気が、、、)


②学生
1年間の有効期限の場合、年間を通して9ヶ月以上の通学、出席率80%程度、成績証明などが
次回の更新に必要になります。
学費は大学の場合1000ユーロ約12万5000円以下のところも多数あります。
私立の語学学校であれば、大学の倍近い金額
またモードなどの専門はかなり高額になります。
毎年状況は厳しくなり真面目に学校に通っていないと更新できないよ、となっています。
そして週20時間の制限内で就労が認められています。

③ヴィジター
1年間生活をするのに充分な貯金(最低賃金×12ヶ月＝300万円程度)があり、
フランスで就労しないというルールです。
退職後、このビザでフランスに滞在し好きなことを勉強している強者もたくさん！
みなさん、ワインや音楽、アートなどを勉強して有意義な日々を過ごしてるようです。



④婚姻
フランスにも偽装結婚という概念があり、マリアージュブロンMariage Blancと言います。
まだまだ外国人とフランス人の結婚はフランス滞在目的の
この「マリアージュブロンMariage Blanc」を疑われることが少なくありません。
　また、婚姻の書類や手続きの行程が相当大変です。
(初婚と再婚では提出書類が違うんですよ！)


⑤就労
フランスでは、会社が従業員を雇う場合、多額の金額を収めなくてはならないので、
就労ビザを取るのは大変難しい状況です。



⑥駐在員
フランスにもたくさんの日系企業があります。街中でスーツ姿の日本人サラリーマン的な人を見ると日本が懐かしくなります。
(フランスではスーツの割合少です)

⑦10年ビザ

いわゆる永住権に近いものです。

更新期間が10年毎という幸せなビザ。就労権利もあります。

パリにいる1万2千人の長期滞在はこんなビザを携えて、

パリで不動産をもってアパート賃貸をしていたり、

－日経企業に勤めたり、

－フランスで起業したり、

－日本食レストランを開業したり、

－日系企業で期限付きでパリに滞在したり

－ヴィジタービザで好きなことをしたり、

－学生ビザでアルバイトをしながら生活したり、

－フランスの大金持ちと結婚して優雅に暮らしたり、

－仕事は日本企業だけど、別に世界中どこにいても仕事ができるから、

パリが好きでパリにいたり、

－モデルでパリに来ていたり、

－ビザが取れなく奮闘しているこんなデザイナーの人もいたり、

「パリの裁判所で「ゲリラショー」＝不法滞在解消へ奮闘－日本人服飾家」

パリに比べて日本は安全だし、世界中のものが手に入るし、便利だし。

しかし、みんな各々の理由でパリに住んでいます。

明日はこの3月で日本へ帰国する友人の送別会です。

それでは、よい週末を！

À demain

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