パリの郵便局 さながら学級会

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今日のパリ12月２日

12月に入り街のイルミネーションも徐々に灯り始め、雰囲気が出てきました。
フランスではクリスマスは日本のお正月のように実家へ帰省して、
家族でプレゼント交換。そして皆で食事をする、といったスタイルが主流。
(逆に大晦日は友達とワイワイ)


そのプレゼント探しに躍起になるこの時期。遠く離れた家族へのプレゼントは郵送で。
となると、平行して混雑するのが郵便局。

パリのポストは黄色


ムッシュー①：「おれは1時間も待っているんだ」

局員女子：「わかります。ただそれは私たちの問題ではありません。
フランスの郵便システムの問題です。」
(フランス女子はめげませんよ！)

ムッシュー①：「そんなこと言っても発送用紙もどこにもないし、どうなってるんだ！」

局員女子：「ムッシュー、私はもう説明しました。責任者へ直接行ってください！」

ムッシュー①：「なんだよ、おれは1時間も待ってるんだ！どうにかしろ！」

ムッシュー②：「ムッシュー①、これは彼女のせいではないのをおわかりですよね！
責任者に直接言うように言ってるではないですか」

ムッシュー③：「ムッシュー①、そうですよ、彼女だって彼女の仕事をしてるではないですか」

ムッシュー①：声をあらげて何やら文句を続けます。

局員女子：えーーーーん、シクシク

局員女子、泣いてしまいました。

局員おじさん：「何ですか、この騒ぎは。入り口のドア閉めろ！」

みんなで説明。がやがや

局員おじさん：「ムッシュー③、落ち着いて下さい！
私が話を聞きます。彼女の問題ではありません！」

※注※
局員おじさん、ムッシュ―①が犯人なのに、ムッシュー③を怒ってしましました笑

ムッシュー②：「（局員おじさんへ）その方ではありません。このムッシュー①です」

はあーーーーーー、この騒ぎで現金を下ろす窓口は誰も人がいなくなり
私も待つこと1時間！午前中がこれで終わる泣

さながら小学校の学級会のような展開でした。


その後のあらたな出来事。不在表を持って荷物を取りに来た青年。
年のころ20代後半。


「身分証、滞在許可証かパスポートありますか」

「ありません、パスポート持っていません」

フランスでは住んでいる人はフランス人含めマイナンバーのような番号がついた
身分証を持っています。

「定期ではだめですか?」

「。。。。。。もちろんダメです」

彼はしばらく佇んでいました。結局荷物は受取れたのでしょうか？

以前、だれが見ても500％偽物だとわかる滞在許可証を持って
荷物を受け取りにきた人も見かけました。

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