今日のパリ 9月9日
7月のヴァカンス前からずっとディスプレイが変わらない。
秋の新作が出始めている他ブランドから大分遅れを取っている
シャンゼリゼのHERMESブティック
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7月のヴァカンス前からずっとディスプレイが変わらない。
秋の新作が出始めている他ブランドから大分遅れを取っている
シャンゼリゼのHERMESブティック
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日本は台風で避難指示が出ている地域があるようですが、
お住まいのところは大丈夫でしょうか。
こちらはサントノレ通りRue Saint-Honoréから、
CHANEL本店のある カンボン通りrue Cambonに入るところです。
以前CHANELコスメとシューズショップがあった建物は老朽化のため
修繕工事中
ものすごい大きな看板で覆われています。
パリは建物が工事中はこのようなカバーをしたり、イミテーションで覆ったりします。
こちらはHôtel de Crillonの工事中の様子
まるで本物かと思うような綺麗なイミテーションです。
Above Luxe
外に洗濯物を干さないとか、外観は許可なくいじってはいけないとか、
建物の高さ制限があるとか、
パリ市内は景観というものに、とても拘りがありますね。
そんなパリの景観のこだわりとは、ちょっとかけ離れた現実
このブログでもちょいちょい書いていますが、
フランス人店員(ブランド)は、ブランドを
渡り鳥のように、渡って歩きます。
その度にきっと自分の経験を武器に給料を上げて、条件の良いように
移っていくのだと思いますが。
【パターン①】
CHANELからLouis Vuittonへ移動して、たった1か月でマネージャーに昇進したお姉さん
昨日のCHANEL カンボン本店にて。
ムッシュ店員「マダム、あなたは〇〇(昨年担当として、ついてくれていたお姉さん)の
お客さんですよね?」
29「はい、そうです」
ムッシュ店員「マダム、ご存じでしたか、あの、」
さえぎるように、私
29「〇〇さん。Louis Vuittonで働いていますよ」
ムッシュ店員「そうそう!ご存じでしたか~~♪!」
29「はい♪彼女マネージャーになったんですよ!」
ムッシュ店員「そうそう!すごい良かったですよね~」
【パターン②】
CHANELからCÉLINEを経てSaint Laurentに移動した、
仕事中と平日の服装が違い過ぎるお兄さん
8番線をよく使っている彼
ある週末の朝早く8番線に乗っていたら見覚えがあるお兄さんが
あっCHANELのお兄さん!
(ジャージなんて来ちゃって随分雰囲気が違うな~
仕事から帰るときはファーのコートにクラッチなんて持っちゃって
バリバリモード系なのに)
29「こんにちは!お久しぶり、お元気ですか?」
クラッチ兄さん「こんにちはーーー!」
29「シューズショップが工事入ってしまって、」
クラッチ兄さん「そうなの!CHANEL辞めて今サンローランにいるから、遊びに来て!」
数週間後、サントノレ通りでやっぱりクラッチでビシっと決めて歩いている
お兄さんを見かけました♪サンローランへ出勤途中。
【パターン③】
CHANELからHERMES
パリでも豪華な通りモンテーニュ通り
客層が他の地域とはちょっと違う
そんなモンテーニュのCHANELで働いていた、濃いめフェイスのお兄さん
あるときからモンテーニュCHANELから歩いて450m(google mapsによる)の
HERMES シャンゼリゼ店舗で新人なので入り口で客の振り分け係をやっていました。
随分地理的にも近い移動
【パターン④】
HERMESからSee By Chloé
(これは異質の移動経路)
昨日プランタンデパートでSee By Chloeの前を通りかかったら、
視線を感じる。
ふと、見ると
あっなんか知ってる顔。
あちらもなんか知ってるな~と思ってこちらを見ています。
あ!HERMESで働いていたお兄さんだ!
9:1分けくらいの重っい前髪を覚えているから絶対そう!
なんでまたHERMESからSee By Chloeへ?
それともプランタンの店員として、たまたまSee By Chloe配属になった?
それにしても随分異常な移動だな~
と、まあパリのブランド巡りを毎日していると
いろんなドラマに遭遇します!
日本でも転職がマイナスイメージから脱却するといいですね。
それでは、また明日!
À demain
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