2017年2月24日金曜日

【Brexit】いよいよパリにロンドンの風は吹くのか!

今日のパリ2月24日
メトロで乗客を魅了していたフラメンコギターの演奏をするお兄さん。
明日フラメンコ歌手のJesús Méndezヘスス・メンデスの公演を見に行くので
ちょうど良いタイミングでギターを聞かせてくれました。
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さて、ギターのお兄さんがいたメトロ6番線
地下鉄と言いながら、ほとんどの駅で地上を走っている路線です。
Paasyパッシ―駅界隈からはエッフェル塔が綺麗に見えるので、
晴れの日はとても乗り心地の良いおすすめ路線です。

この日6番線に乗って向かったのは、イギリス系スーパーMarks&Spencer
Beaugrenelle Paris, Galerie Commerciale Beaugrenelle, 2 Rue Linois, 75015 Paris
昔パリに出店していましたが、数年後撤退。
しかし、またパリにやって来ました。
ところが、昨年またもやフランス店舗を続々閉店すると報道があるという、
七転八倒ならぬ七転八転状態。

私は大好物のスコーンが食べられなくなる、と冷や冷やしていますが、
報道後、依然として閉店の兆しが見られないので今のところ一安心しています。

さて、イギリスといえば
【Brexit ブレグジット】
;Britainと exitを合わせた造語。イギリスのEU離脱を意味する
という言葉も定着してきた今日この頃。

ユーロスターで最短約2時間の距離にあるフランスとイギリス。
Brexitを期にフランス側はこのチャンスにこれまでイギリスにあった大手金融業を
フランス・パリに誘致しようと頑張っているようです。

昨年10月。オーランド大統領はアメリカ系大手金融JPモルガンのCEOと面会し、
「どうすれば金融の中心をロンドンからパリに誘致できるか」とご相談。

そんな動きの効果があったかなかったか、
イギリス系銀行HSBCは1000人の従業員をパリに移動させる予定。Le Figaro
(パリにまた人が増えてたら家賃相場が更に上がるのではないかとびくびく)

続いてこんな記事も。
英語圏で最古という歴史ある大学
University of Oxfordオックスフォード
が2018年、パリにサテライト型キャンパスを開設する予定だと報じられました。

Brexit後もパリにキャンパスがあることによって、
EUからの資金調達ができるのが目的のようです。(EXPRESS
これが決定となれば、700年の歴史を誇るオックスフォード大学の
歴史上初めての海外キャンパスが誕生することになるとのこと。

もうすぐ3月ですが、いよいよ3月末までにはBrexit、EU離脱交渉が始まるようで、
少しづつパリにロンドンの風が吹いてくるのかもしれません!

方やフランス。
この春に行われるフランス大統領選挙。
地味に支持率を上げている極右政党のマリーヌ・ル・ペン(Marine Le Pen)氏。
実は彼女は大統領選に当選したら、仏のEU離脱の国民投票をすると宣言しています。
フランスまでEUから抜けちゃったら、オックスフォード大学の見込みは
大外れでめちゃくちゃですね。。。
果たして2017年のヨーロッパ界隈はどうなるのでしょうか。


今日からプレミアムフライデーなのですね。
スコーンとお茶でゆっくりするのもよい、激しく活動するもよし、
どうぞ有意義な時間をお過ごしくださいませ!また明日!
À demain
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